マクロ経済の発展には一定の成果があった
しかし、五年経っても私の懐はいっこうに暖かくならない
利益は企業の内部保留に回されて外に出てこない
投資家と経営者の財産が膨らむだけ
中産階級はいつの間にか貧困階級に格下げ
仕事だけは増える一方
20年くらい前からだろうか
会社の姿勢が変化した
会社は株主を第一に考え活動すべきとの変化があった
政府もこの考えを推進したのは、アメリカ人投資家の圧力があったからだ
バブル経済が崩壊し海外投資を呼び込む必要があった
しかし、ここから日本の会社の良さが消えた
会社は顧客を第一に考え、そのために社員を考える
これにつきる
投資家はどの会社が投資に応えるかを見れば良い
社員が喜んで働き、良い商品を作り出すからこそ
顧客は会社を選別する
そして会社は発展する
昔ながらの日本の企業
これが根強い企業発展に繋がり
経済発展に繋がる
今のままでは会社は海外の企業と同等の競争しか出来ない
社員が大切にされる会社だったからこそ
日本の会社は世界に冠たるものとなったのだ
以上、私の感覚的経済学