かえりのでんしゃ

向かいの席に若い女性が座っている。

全身薄緑の服は異様だが、似合っている。

長尺のスカートと透ける長袖の上着。

その下には白のＴシャツ。

マスクをしているので顔の全容は分からない。

綺麗な二重まぶたとセンターで両分けした髪は神聖さを感じる。

スマホを右手だけで扱っている。

親指がそれほど動いていないので、何かを読んでいるのか。

オレンジ色の布バックに右手が乗っている。

足元には簡易バック。

中には大きい水筒が見える。

靴は白いスニーカー。

それほど新しくはない。

左手首には金色の腕輪。

高価なものではない。

さり気なく金のブレスレット。

こちらは本物かもしれない。

とはいえ高価なものではない。

同じ姿勢で30分。

何を見ているのかが気になる。

次の次の駅が私の降りる駅。

彼女は何処まで行くのだろう。

気になる女である。

ひさしぶりに

久し振りに電車に乗った。

会社時代の先輩諸氏と呑み会。

行く時はいつも通り観察が始まる。

11人が座れる座席が向かい合わせにある。

私は南側の真ん中辺りに座った。

両側に14人が座っている。

その内、マスクをしない人４人。

スマホをいじらない人４人。

この比率はほとんど変わらなかった。

どちらかと言えば、マスクをしない人は少ない。

帰りの電車は大分異なった。

マスクをしない人は５割近くになった。

スマホをしない人も５割程だ。

今は午後の９時。

会社の帰りというより、飲んでの帰り。

会話が弾む。

私はといえば、傘を飲み屋に忘れて来た。

このはな、めずらしくない

まもなく咲きそうです。

やくばらい

厄祓に茅の輪を潜ってきました。

家族全員のお祓いをした型紙を持って。

雨にもかかわらず大勢の参拝人。

夜市の屋台も組み立てていました。

蒸し暑くて嫌だと文句言いつつ。

島田市大井神社です。

いちにちとらないと

まだまだ熟したトマトはありますが。

今日はこれで良しとします。

暫くは毎日収穫しないと。

しゅふのちがい

天気予報では午後から暫く雨。

そんな予報を見れば家干しをする私。

太陽が出ているからと言って、無理しない。

干し終わったところで妻が一言。

『太陽の゙下で干したい』

３時間もすれば雨だから。

それでも、とバスタオルだけを外に干した。

今は２時を過ぎたが雨は降らない。

主婦の゙直感と主夫の゙感覚の゙違い。

えぬてぃーてぃーです

『NTTです。あなたの支払いが滞っていますので法的手段を採ることになりました。疑問等ある方は、、』

詐欺電話か。

あほくさ。

有名企業を騙り、詐欺電話や詐欺メールが毎日のように入る。

取っ捕まえる良い方法が無いものか。

あつい

昼前、玄関前の気温計を見て驚いた。

37℃を示していた。

直射日光に当たっているので仕方ない。

朝９時から部屋にはエアコンをつけている。

今は晩の６時を過ぎたがそのままだ。

５時過ぎには雨が降り出した。

一瞬だが涼しくなったような気がした。

冷たい風も吹き出した。

嵐が来るかな。

そう思ったが雨は止み、今では形跡もない。

それでも、玄関前の気温計が30℃を割った。

しらないこと

自治会役員とはいえ、私がこの街に定着して36年。

12年前までは会社に通っていて、夜の９時過ぎから朝６時過ぎまでしか生活していない。

土日も仕事だったり、会社の活動中心。

ようやく息子がサッカー少年団に入って、休みの大半は地元で生活するようになった。

42歳を過ぎたあたりからのこと。

この30年くらいの間に組長やら体育委員、防災委員、自治会会計をやった。

そして今は副会長の゙ニ年目になる。

地域活動が生活の中心になってからは今年で12年目となる。

こんな状況なので地元のことは知らない。

それでも町内史を読んだり、町内の方向性に指針を出す委員会に所属したりで学んだことは多い。

副会長になり町内住民と会話することも増えた。

すると、更に新たな情報が仕入れられるようになった。

地元民専用の墓所があるのだが、その内情まで知るようになった。

とはいえ、町内には住民の半分以上もの人を知っている人がいる。

家族構成等や名前までもかなり詳細に知っている。

ここまでは知る由もないが、街の生き字引的な人は有用だ。

私が町内のことをそこまで知ることは出来ないし、したいとも思わない。

大切なことは生き字引的な人の多くと会話を交わすことだと思う。

役員をやる以上は町内を良くしたいとの気持は強い。

そのためには町内で今何が起こっているかを掴む必要がある。

何故そうなるかは地域の歴史とも強い相関があるはずだ。

まだまだ、学ぶことはありそうだ。

もたんかな

サッカーの練習を終えて、ストレッチ。

家に戻って風呂でマッサージ。

時にはマッサージチェアに30分。

これだけやっても痛みが残る。

そのまま翌週に持ち越すこともある。

筋肉痛だけではないようだ。

特に腰回りの痛みが長く続く。

腰の痛みは生活にも影響している。

原因はサッカーだけでもなさそうだ。

最初に感じたのは四月のかわざらいの後。

その後も自治会の仕事で馴れない仕事。

過去、サッカーで腰周りの゙痛みが残ったことはない。

しかし、腰周りの痛みはサッカーにも影響している。

この状態は３ヶ月も続く。

病院に行かないと駄目かな。

サッカーはやめたくないし。

自治会止めるしかないかな。

なんとも

今日もトマトのアイコがたくさん採れました。

全てを生で、サラダかそのままで食べています。

一つひとつがそこそこ大きいので、たくさんは食べられません。

朝、昼、晩と食べると流石に飽きます。

まだまだ暫くは収穫が止まりません。

これをどう処分するか、悩んでいます。

差し上げるのが一番ですが、喜んで貰えるかが気になります。

アイコは煮込み料理には向きそうにありません。

水分が少なすぎて、ピュレにも向きません。

ミキサーを使い一度やってみようとは思います。

全て赤なら良かったのですが、黄色のピュレはどうでしょう。

早く中玉が熟さないかなと思っています。

あれほうだい

四月末から手入れをしなかった庭。

荒れ放題で、朝私が歩く所が獣道になった。

その獣道を中心に朝、草むしりした。

一時間程ではまるで進まない。

しかも、蚊との戦いもある。

敵は30匹以上を倒したが、傷も数か所負った。

痒い。

明日は出来るだろうか。

問題は、蚊よりも私のやる気。

きもち

昨日のサッカーで感じたこと。

二年生ではあるが三年生と練習をした三人。

この子たちは四年生の試合にも出ることがある。

理由はそこそこ出来ることもあるが、一番は四年生の人数が少ないこと。

小学生のサッカーは８人制で行われている。

このルールを採用しているのは日本だけ。

誰にもボールが触れるようにとの触れ込みだったが、少子化対策もある。

その８人でも揃わない学年がほとんどだ。

２学年下までは試合に出ても良いことにはなっている。

三年生も多くないので、四年生の試合に二年生が出場する。

従って、試合の直前になると二年生の一部だけが四年生と練習をする。

上手いとはいえ、所詮二年生だ。

体格も体力も敵う訳がない。

試合形式の練習でも多少なりとも力になれば良い程度だ。

二年生の気持ちになれば発散仕切れないものがある。

同じ学年であれば気持ちよくプレー出来るのに。

そこで、早めに終わった彼らはまだ試合形式の練習をしていた所に来た。

一緒にやらせてくれというわけだ。

もちろん私は否定しない。

二年生対一年生プラス私の試合をしていた。

しかも、３対０で一年生が勝っている。

その゙二年生軍団に三人が参加した。

今までのようには行かない。

私のスルーパスも三人に奪われ、たちまち攻められる。

一年生も対抗するが、簡単にかわされてしまう。

残り時間は５分程しか無かったが、あっという間に２失点。

勝利のために私も体を張らなければ。

怒濤の如く攻める二年生軍団を何とか凌ぎ、一年生は喜ぶ。

即座にストレッチ。

最後に勝利を納めたチームが終了の挨拶をリードする。

一年生がプライドを持って挨拶。

『あーりがとーございましたー』

ふしぎ

ようやくこのことを書ける時が来た。

こんなに簡単な装置で、と思う。

圧力差を利用しているのか、それともサイフォンか。

はたまた、私の知らない作用なのか。

それは本来お見せするようなものではない。

キッチンシンクの排水部分だ。

写真で判るように、お椀の様な部品を被せると水位が下がるのだ。

但し、お椀を被せたあと右に回して位置を合わせないと水は排出出来ない。

排水部はパイプが5〜6cm程飛び出ているので水位はこの深さまで来るはず。

ところが、水深1cm程残して排水してしまうのだ。

この状態でお椀を取ると、少し水位は上がる。

しかし、パイプの上端より明らかに低い。

水位を下げたかった理由は理解できる。

この上に配置するゴミの溜まる場所が水で絶えず浸される事を嫌ったのだろう。

これを数年前まで知らずにいた。

もう40年以上利用しているシンクだ。

汚れているのでお見せするのは忍びない。

しかし、私の不思議を解決するために掲載した。

このシステムを設計した人には頭が下がる。

今でもこのシステムが使われているかどうかを知らない。

しかし、機能やコストを考えたら素晴らしいアイデアだ。

以下、写真

なかなかむずかしい

新学期も３ヶ月、学校にも慣れて来た。

この頃増えるのが『お試し』の゙子供。

今日も増え、今四人居る。

お試し期間は保険費用だけで、会費は不要。

一ヶ月程度の期間に入団するかどうかを決めてもらう。

子供にとって、やっていけるかどうかが最大のポイントだ。

低学年の子供は余り問題にならない。

しかし、高学年からの場合は難しい事がある。

それは技術面の差だ。

経験があって来る子は良いが、ない場合は厳しい。

それでも私達コーチ陣は受け止める。

特別対応をしてでも技術面の向上を目指す。

これはコーチだけの問題ではなく、一番大切なのは本人の自覚だ。

追いつこうとする気持ちと、時間を掛けて練習すること。

この気持ちがなくて、遊び半分で来るようだと問題だ。

チームの団結力は下り、士気も上がらない。

団の目的は子供を育てることであるし、目標が勝つことでもない。

だからどんな子でも拒否することはありえない。

高学年の子は理解力があるので、解って貰うことも大切かな。