子供のサッカー練習で、最近気になることがある
子供だから、つい喧嘩になる
喧嘩は成長の肥やしだから、それ自体はあまり気にしない
私が小学生のころは、6年生でもガキ大将同士の一騎打ちがあった
その時は周りの子供が教室の机など危ないものをどけて、一騎打ちの場所づくりをする
1学年で300人以上もいたのだから、そんなことはよくあった
そして適度なところで、何人かで止めに入る
先生が来ることは、なかった
20年ほど前のサッカー練習、1対1の喧嘩はまだまだあった
しかし、くんずほぐれつの強烈な喧嘩は少なかった
多少接触はあったものの、大半は口喧嘩
私はそれを遠目で見ている
侮辱するような言葉を発しない限り、放っておいた
そして適当なところで仲裁に入って、罰としてグランドを一緒に走らせた
最近、ほとんど1対1の喧嘩がない
最初は1対1の喧嘩でも、その内1対多数の喧嘩と変わる
そして多数側が必ずと言っていいほど、悪い理由を私に言いつけに来るのだ
特に低学年では、子供の中で解決することができない
激しい喧嘩ではないので気づかないことすらある
一人が泣き出し練習の場を離れることで、初めて気づくこともある
低学年はその点わかりやすいが、高学年は始末が悪い
言葉や目で合図して仲間外れにする、巧妙なやり方だ
私が高校時代に、先輩にやられた方法だ
しかし、対象が一人に集中しない限り今でも私は放っておく
子供たちで解決することが一番良いからだ
正義感にあふれ、かつリーダーシップのある子が必ず数人はいる
その子たちがグループをまとめる方向に必ず働く
この繰り返しで、グループはまとまっていく
この20数年で、子供たちだけで解決できないケースは2度しかなかった
子供たちと一緒に、私も成長させてもらっている