まさかこんな事になっているとは思いもよらず、冬用タイヤに履き替える事も無く、今年の夏のお盆に迷い込んだ貴船神社に初詣に向かう。
流石に坂道でスリップし始めたところでギブ、上賀茂神社に引き返す。
昨年の猛暑の夏、ちぎれるほどの右手の痛みをかばいながら私は何故か車をこの貴船に走らせていました。その時も上賀茂・貴船・下賀茂・清明神社を巡らされました。
元旦の京都市の北部は大雪でした。
そしてこの上賀茂神社にぶら下がった宝船と遭遇。
これ以上におめでたい事はない。
昨年の年末、一連の「富士山」の謎は解けていました。
そしてこの宝船に遭遇する事も。
私は昨年最初の富士行きでガスった樹海に迷い込んだ時に、富士の護衛「ゴーゴン」に腕をもぎ取られ富士の悲しみをDVD「富士山」の音楽により表現させられる事になります。それで昨年8月に私は腕の痛みに涙を流しながら、20曲以上の富士山に捧げる曲を演奏録音しました。そしてまたこの時期には10月10日のピアノソロ「プラネットブリーズ」に向けて、ピアノソロコンサートが立て続いていました。握力はなんと最盛期の60から20に落ち、箸を持つのもやっとの感じでした。右腕全体は強烈な痺れと痛みに襲われていました。
それは、表を担当してきた者達の、今の悲しみと痛みでした。その富士山の裏が、貴船でした。
タマヨリ姫の社。
その女神の息子が
私を誘い込んだ白い装束の身体の大きな神官の様な存在、
ニギハヤヒ。
正月早々訳の解らない話ですみません。
目に観えない世界は確実に私達の現象界を先導しています。
形として顕れる時には全てが終わっているのです。
今年は来年に向けて、大きな動きのある年になる事でしょう。