そこはアルプスの麓、
森の樹々に囲まれた場所でした。
元オーナーの方が収集されたシャガールの作品。中でもマニアックなものが揃えられている場所といわれ、その日も多くの方が来られていました。
その方が健在の頃は頻繁に音楽会が行われ、ベーゼンドルファーやスタンウエイもあったみたいです。
その方がなくなられた後今は「ラフォーレ」さんが所有され、
本格的な演奏会は今回が久しぶりといいます。
オシャレな回廊をくぐると音楽堂があります。
その傍らには不思議な実をつけた山野草。
今回この演奏会で弾かせて戴く事になった経緯も不思議でした。
5年程前、「タイムドメイン」というスピーカーのメーカーのスタッフの方から連絡を戴いた事がありました。
「松尾さんのアルバムでは血流が高い数値で流れるのですが、どういう仕組みになっているのですか?」
といった内容のもので、
私も何が何だかその時は訳がわからなかったのですが、その方達はあらゆるCDアルバムから人体に与える影響のデータを収取されていて、
毛細血管の血流の流れを採る事によってその結果に評価を付けていたのでした。
たまたま私のピアノソロアルバム「赤いルン」がリスナーの方からその方達の元に届けられ、
それを試した所、高い数値が出たというものでした。
指先の毛細血管の血流を測る装置で、携帯電話を持って測ったりすると一気に流れが滞るといいます。「癒しのCD」CDとかでも殆どがマイナス評価で、プラスの数値が出る事は珍しく、それが私のアルバムでは2枚組の「SUN」サイドでは+3、「MOON」サイドでは+2が出たというのです。
たまたまその頃にその事を聞かれた今回連絡戴いた「ラフォーレ」の方が、これまでホテルでもBGMに使っていただいたりと覚えていてくださり、このタイミングで突然のメールをいただきました。
それでこの、
「身体で聴く音楽 身体に効く音楽」
音と身体の癒しの関係を、
ヒーリングピアノで体感してもらうコンサートが実現したのです。
キレイな館内にキレイなピアノが待ってくれていました。
また、チューナーの方がこのすぐ近くの「ピアニストの隠れ家 アンプロムプテュ白馬」の方と聞いてまたまた驚かされる事になります。
その場所は、以前滋賀の立木音楽堂で演奏会をさせてもらった時に聴きに来ていただいたかたから薦められていた場所でしたが、すっかり忘れてしまっていました。
その時は長野とだけしか記憶がなく、それがこんな傍でしかもそのオーナーさんに出会う事が出来るとは本当に驚きでした。
この頃の、多くのご縁の方との不思議な出会いには本当に心より感謝です。
そんな中、リハーサルがはじまりました。
美術館のガラスの向こうには、
アルプスに続く森が広がります。
ヒーリングシンセ3rd.NEWアルバムリリース記念コンサートツアー、是非ともこの音を全国に!日本中の皆様からのお誘いをお待ちしております!
NEWアルバム「五色の虹」リリース第1弾!4・23「大阪堺/ティージュ」 第2弾!5・3「大阪岸和田/ラベンダー」 第3弾!6・25「大阪和泉/そよ風」 第4弾!9・11「大阪岸和田/土生神社」 第5弾!9・19「和歌山有田川町/きびドーム」 第6弾!11・5「和歌山紀美野町/世界民族祭前夜祭」 第7弾!11・18「滋賀安土町 石の寺 教林坊」 第8弾!11・23「大阪堺/ティージュ」