東紀州の旅の始まりは、勝浦でいつもお世話になっている芝先さんからのお薦め、「子安の宮」とも呼ばれ安産を願う方が熊野のかなりの広域から境内の丸石を授かりに来るという「神内神社」からでした。
大阪でいうと、「中山寺」(中山さん)で腹帯もらうような感じでしょうか・
とにかく驚いたのは、
こんな市街地に近い平地にこれほどの大自然の残る社が在るとは、車で「ひょい」と行ける様な神聖な聖地はそんなになかなかありません。
これも東紀州ならでは・・・
幹線道路から少し入るとすぐに岩肌をむき出しにした小山が観えて来ました、
太古には、尾鷲を中心にとても大きな火山があったとされています。
そうこうしていると直ぐに到着、
入口のさざれ石。
裏面には大好きな一枚シダの群生。
正面の鳥居を観る景色からもお宮の神々しさが伝わって来ます。
お決まりの神の使いによる道案内。
参道には巨木が立ち並び、
いきなりの異空間。
鳥居潜ってすぐの「安産樹」、
何か輝いている様に観えます。
たまたま朝から降った雨の影響もあり、水の雫に溢れる聖地は緑に包まれた杜でした。
暫く行くと大きな磐座が聳え立ち、
何だか・丸っこい狛犬さん。
やっぱりここは三重です、
伊勢神宮にもある様に手洗場(みたらしば)がありました。
熊野本宮大社の旧入口も橋のない禊の川でしたが、今は簡易の橋が架かっています。
岩盤の上を流れる清らかな水。
私もまずはここで精進潔斎と禊を・
ここからお宮まではこの神の使い、蝶トンボが案内してくれます。
少しい高い所に在るお宮に向かいます。
赤青黄緑五紫 まだ未体験の皆様にはコチからどうぞ。↓