行基菩薩が803年に法力で掘り出したという言い伝えのある湯。
行基とは、弘法大師の先輩。
四国88ヶ所の殆どが、師が開いた聖地を大師が後追いで編集した言われています。
ちなみに行基様は堺出身で、私の住う大阪「泉北ニュータウン」からも近い誕生寺に、毎年正月の「とんど焼き」の時にお参りさせて頂いています。
ここは、「熊野詣」の要所としても住古から名高く、歴代の法皇や上皇や女院が「熊野御幸(ごこう)」の折は、必ず入湯のため御逗留されたと伝えられています。
まだまだ熊野がポピュラーじゃなかった頃に詣でられた、「花山上皇」の名前とも何か所以があるのでしょう。
天皇の場合には「行幸(ぎょうこう)」と言い、何故かこの頃の歴代の皇室の熊野詣は、天皇を退いた後から始ります。現役時代では何か問題があったようです。
ここの黄土色のどろどろの湯は、
私の知る周辺では、
泉北ニュータウンの「スパ・リフレ」、
和歌山市内の「本町温泉」がありますが、
炭酸ガスの含有量やかけ流しという事も踏まえると、最強レベルの温泉です。
特に源泉の冷泉に浸かると、体中が真っ赤になる程血流が流れ始めます。
炭酸泉と、ナトリウム・カルシウム・マグネシウム・鉄分など鉱物がコラボした貴重な泉質です。
でも・何を思ったか・・・
高野・熊野が世界遺産になった頃から急に木戸銭が高騰し、それまでは銭湯並みの入湯料でしたが倍以上に。それで客離れが起きました。和歌山ではかなりのお客さんが今も銭湯価格の「本町温泉」に流れたと聞きます。
でも、最近は色んな企画やイベントなどで盛り返しを図っているみたいですが、
やっぱり、神意の湧湯だからこそ、儲けに走ることなく庶民・一般大衆の湯であってほしいですね。!
生まれ故郷和歌山で、私が小さい頃畑仕事を手伝っていた場所は、 宅地開発できれいに区画整理されていました。 その、和歌山海南市は津波が来ると全滅してしまうと言われ、海に可動式の防波堤を作る計画があるみたいです。津波が来ると海底より巨大な堤防が立ち上がる様なものらしいのですが、たぶんそんなものを何兆円かけて作っている間に津波は訪れるでしょう。広大な海を堰き止める事など人間の力では無理です。
そして墓参り。
今日は光の輪が出ていました。
ヒーリングシンセ3rd.NEWアルバムリリース記念コンサートツアー、是非ともこの音を全国に!日本中の皆様からのお誘いをお待ちしております!
第一弾!4・23「大阪堺/ティージュ」 第二弾!5・3「大阪岸和田/ラベンダー」 第三弾!6・25「大阪和泉/そよ風」