とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

人間は正しいことを言われ続けると身体が動かなくなる

2006年05月23日 17時29分20秒 | 読書感想
はるか 昔 学生のころ、スタニスラフキーシステムという演技論を
ざっと読んだことがある。
詳細は、かなり忘れてしまったが、心にひかっかっていることがある。

それは、ひとつのフレーズ。
「人間は正しいことを言われ続けると体が動かなくなる」ということ。

演技論なので、演技に関する話だったのだが、舞台に立ったときに
目はどちらの方向へむけるか、とか、手をどのようにするとか、セリフ
を言う以外に問題がでてくる。
どうしていいか、悪戦苦闘するわけだが、そのときに、先走って、正解
を言われてしまうと、体が動かなくなってしまう。
要するに、しばりにあってしまう。

大事なことは、十分に、ああでもない、こうでもないと一人で模索をし
自分で形を発見することだ。

自分で発見してこそ、自分のものとなる。

ああでもない、こうでもないと、さんざん模索する。すると、ある日
はっと気づく。その自分で発見したもの、それが自分の身体を主体的に動
かせる。

これは、なんだか、とても気になることなんです。今でも。

★アンデルセン(2)をどこまで読んだかの報告、どこまでしたか、忘れました。
「バラの花の精」「「豚飼い王子」「ソバ」まで読みました。ひーひー。
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