唐突ですが、スタインベックの遺作です。
すでに絶版になっているので古本で読んだのです。
かなり前に手に入れて読んだのです。
アメリカ大陸を発見したあと、まずはメイフラワー号に乗り込んで大陸に着いたピューリタンたちは、先住インデアンと闘った。インディアンは弓矢と槍(かな?)で闘い、ピューリタンたちは銃で闘った。
そしてついに先住インデアンの大半を殺し、あの大陸をハイジャックした。
(まあ、そう単純ではないが、だいたいのところで....)
そうした歴史を持つアメリカへの臆面もない個人的な意見、文明論的エッセーだということです。アメリカ人の臆面もない心を覗き込む楽しみがあった。
表紙「われわれは時に失敗し
誤った道をとり
新しく維持するために
立ち止まり
腹を満たし、傷口をなめた。
しかし絶対に
あと戻りはしなかった。
絶対に。 ジョン・スタインベック」
特に、おもしろかったのは、「ケネディを殺した犯人は絶対にアメリカ人であると、私は密かに確信している。キーワードは、アメリカンドリーム。若くして大統領という地位を獲得し、ジャクリーヌという美人(?)の妻&かわいい2人の子どもという幸福な家庭も手に入れ、まさに完璧なアメリカンドリームすべてを手中にしているケネディを嫉んで、それでアメリカ人の誰かが撃ったんだと、僕は確信している」
ところがですね、『ココ・シャネル』クロード・ドレの伝記によると、シャネルにかかるとジャクリーヌは酷評だ。(注:シャネルは無口な女だったらしいが、ぼそっと口を開くと、酷評であるが当たっているので、”シャネルの言葉のギロッチン”と命名されて、有名だったらしい)
シャネル曰く「ジャクリーヌなんて下賎な女よ。顔みれば、すぐ分かるじゃない?
弾丸に倒れたケネディを受け止めて、スーツが血で真っ赤に染まったけれど、血で真っ赤に染まったスーツを一生着て、操を通すなんて女じゃないワ。顔見ればすぐ分かるじゃない?」 (私注:再婚するとかしないかという外面上の問題ではないと思う。心の問題だと思う)
私も、ジャクリーヌが、どうも子どもも捨てたような感じがしているので、あの女(ひと)は好きじゃない。カムバック! ダイアナ元皇太子妃!
では、唐突に終わります。
すでに絶版になっているので古本で読んだのです。
かなり前に手に入れて読んだのです。
アメリカ大陸を発見したあと、まずはメイフラワー号に乗り込んで大陸に着いたピューリタンたちは、先住インデアンと闘った。インディアンは弓矢と槍(かな?)で闘い、ピューリタンたちは銃で闘った。
そしてついに先住インデアンの大半を殺し、あの大陸をハイジャックした。
(まあ、そう単純ではないが、だいたいのところで....)
そうした歴史を持つアメリカへの臆面もない個人的な意見、文明論的エッセーだということです。アメリカ人の臆面もない心を覗き込む楽しみがあった。
表紙「われわれは時に失敗し
誤った道をとり
新しく維持するために
立ち止まり
腹を満たし、傷口をなめた。
しかし絶対に
あと戻りはしなかった。
絶対に。 ジョン・スタインベック」
特に、おもしろかったのは、「ケネディを殺した犯人は絶対にアメリカ人であると、私は密かに確信している。キーワードは、アメリカンドリーム。若くして大統領という地位を獲得し、ジャクリーヌという美人(?)の妻&かわいい2人の子どもという幸福な家庭も手に入れ、まさに完璧なアメリカンドリームすべてを手中にしているケネディを嫉んで、それでアメリカ人の誰かが撃ったんだと、僕は確信している」
ところがですね、『ココ・シャネル』クロード・ドレの伝記によると、シャネルにかかるとジャクリーヌは酷評だ。(注:シャネルは無口な女だったらしいが、ぼそっと口を開くと、酷評であるが当たっているので、”シャネルの言葉のギロッチン”と命名されて、有名だったらしい)
シャネル曰く「ジャクリーヌなんて下賎な女よ。顔みれば、すぐ分かるじゃない?
弾丸に倒れたケネディを受け止めて、スーツが血で真っ赤に染まったけれど、血で真っ赤に染まったスーツを一生着て、操を通すなんて女じゃないワ。顔見ればすぐ分かるじゃない?」 (私注:再婚するとかしないかという外面上の問題ではないと思う。心の問題だと思う)
私も、ジャクリーヌが、どうも子どもも捨てたような感じがしているので、あの女(ひと)は好きじゃない。カムバック! ダイアナ元皇太子妃!
では、唐突に終わります。