BBCなどによりますと、イギリスの下院議長は、エリザベス女王の国葬に参列するために訪れる中国政府の代表団について、女王の棺が公開安置されているウエストミンスターホールへの立ち入りを認めない方針を決めました。
中国の新疆ウイグル自治区の人権問題を巡り、中国政府を批判するイギリスの議員らが制裁対象とされていることを受け、一部の議員から中国代表団の受け入れに懸念の声が上がっていました。
棺が公開安置されているウエストミンスターホールはイギリス議会の管理下にあります。
英国王ら、亡き母エリザベス女王のひつぎ囲む
配信 AFP
【AFP=時事】(写真追加)エリザベス英女王(Queen Elizabeth II)のひつぎが公開安置されている国会議事堂のウェストミンスターホール(Westminster Hall)で16日夜、長男で後継者のチャールズ国王(King Charles III)をはじめとする女王の子女4人が、ひつぎを囲む儀式を行った。 【写真】ひつぎを囲んだチャールズ国王ら チャールズ国王、アン王女(Princess Anne)、アンドルー王子(Prince Andrew)、エドワード王子(Prince Edward)の4人は、一般弔問客が通り過ぎる中、軍の礼服に身を包み、12分間にわたりひつぎの周りに立ち黙とうした。【翻訳編集】 AFPBB News
The core of the royal family is made up of Queen Elizabeth II; Charles, Prince of Wales; Camilla, Duchess of Cornwall; Prince William, Duke of Cambridge; Catherine, Duchess of Cambridge; Anne, Princess Royal; Prince Edward, Earl of Wessex; and Sophie, Countess of Wessex. They carry out royal duties full-time.
王室の中核はエリザベス女王2世で構成されています。チャールズ、プリンスオブウェールズ。カミラ、コーンウォール公爵夫人。ウィリアム王子、ケンブリッジ公爵。キャサリン、ケンブリッジ公爵夫人。アン、プリンセスロイヤル。エドワード王子、ウェセックス伯爵。そしてソフィー、ウェセックス伯爵夫人。彼らは王室の義務をフルタイムで遂行します。
9/16「君主制は価値がなくうんざり」英連邦で共和制移行の動き チャールズ新国王は求心力維持できるか|TBS NEWS DIG
FNNのカメラがとらえた、エリザベス女王の国葬リハーサルの様子。
夜明け前のロンドンの路上に、白い帽子をかぶり、整然と並ぶ兵士たち。
会場となるウェストミンスター寺院の近くでは、3日後に控える国葬の準備が、粛々と進められていた。
市民が、最後の別れを告げる一般弔問の長い列も続いている。
イギリス国民が、それぞれの思いをささげる中、イギリス王室が、国葬の詳細について発表した。
女王のひつぎは、日本時間19日午後6時半過ぎ、イギリス海軍の砲車に乗せられ、ウェストミンスター寺院へ。
これに、チャールズ国王をはじめ、王族が続く。
国葬には、各国のロイヤルファミリーらとともに、天皇・皇后両陛下も参列される。
国葬は、日本時間の19日午後7時から、およそ1時間の予定。
最後は、2分間の黙とうがささげられ、国歌が斉唱される。
その後、ひつぎは、ロンドン郊外のウィンザー城に向かい、場内の礼拝堂に埋葬される。
一方、新たな君主として、バッキンガム宮殿に移る準備に入ったチャールズ新国王。
長年、カミラ夫人と暮らしてきた公邸クラレンスハウスは、数多くの美術作品で飾られた豪華な邸宅。
ところが、この公邸をめぐって、新たな問題が起きている。
チャールズ新国王がこれまで暮らしてきた公邸が、今後は使われなくなるということで、地元紙によると、100人近いスタッフに解雇通知が出されたという。
地元紙によると、職員たちに解雇通知が出されたのは、9月12日。
新国王をバッキンガム宮殿に送り出すための残業をしていた時だったという。
これに対し、イギリス公務員の労働組合が「血も涙もない。冷淡」と批判し、波紋が広がっている。
イギリス国民「今は女王の死で喪に服している時で、そのような通知を受け取るのはタイミングが悪い」、「葬儀の前というタイミングで発表するのは間違っている。スタッフは、チャールズ新国王だけでなく、女王にも大変近い人たちだったに違いないから」
地元紙は、職員の解雇について、最終的な決定はまだ下されていないと報道。
また、解雇された職員には、再就職の支援と退職金の増額が予定されていると伝えている。
ヘンリー王子&メーガン妃 国葬前日レセプションに出席NG「戸惑っていた」
配信 東スポ
ヘンリー王子とメーガン妃(ロイター)
ヘンリー王子&メーガン妃は故エリザベス女王の国葬を前に、バッキンガム宮殿で開かれるレセプションに招待されていないことが分かった。英紙テレグラフが報じた。
【写真】ロンドン五輪開会式でパラシュート落下する”エリザベス女王”
同紙によると、ヘンリー王子夫妻は、チャールズ国王とカミラ王妃が喪主を務め国葬には招待されているが、前日のレセプションは「現役王族だけの集まりになる」という。複数の関係者は、王子夫妻が「明らかに戸惑った様子」だと明かした。
19日にロンドン中心部にあるウェストミンスター寺院で執り行われる葬儀には、日本からは天皇皇后両陛下、米国のバイデン大統領、フランスのマクロン大統領ら、世界中から多くの元首クラスの要人が参列する。
一方、今週行われた本葬のリハーサルでは、葬列で国王やウィリアム皇太子ら王族が軍服を着用して歩く姿が伝えられる中、ヘンリー王子と国王の弟アンドルー王子だけはモーニング姿だった。
英国軍の肩書を持つことは王族の誇りとされ、葬儀や婚儀などで正式な王室行事で軍服を着用することが習いとなっている。ヘンリー王子も陸軍大尉の肩書を持ち、アフガニスタンの戦地にも攻撃ヘリコプターの乗員として2度派兵されるなど、約10年間軍務に服した。だが、2020年3月の王室離脱により、軍の肩書を含む全ての名誉職をはく奪された。
アンドルー王子は未成年への性的暴行スキャンダルにより、同様の措置が取られた。
そのため2人は軍服を着ることが認められなかったという。昨年、フィリップ王配が亡くなった際は、全ての男性王族が軍服ではなくモーニングを着用するよう女王が決定した。これはヘンリー王子とアンドルー王子が疎外感を持たないようにとの女王の特別な計らいだったとされる。
チャールズ国王ら英女王4人の子ども 棺の周りで追悼の祈り(2022年9月17日)
2022/09/09 The Queen's sense of humour remembered: from off-mic quips to tea with Paddington
9/17 Princes William and Harry to take part in own vigil for Queen | 9 News Australia
全文:チャールズ皇太子とウィリアム王子が女王の棺を見るために列に並んでいる弔問客に挨拶
In full: King Charles and Prince William greet mourners in the queue to see the Queen's coffin
チャールズ皇太子とウィリアム王子は、女王の棺が」公開安置されているために列に並んでいる弔問客に挨拶しました。
王は息子とともにランベス橋に到着すると、熱狂的な歓声で迎えられました。
【ロンドン共同】8日に96歳で亡くなったエリザベス英女王の国葬が19日、首都ロンドンにある王室ゆかりのウェストミンスター寺院で執り行われる。天皇、皇后両陛下やバイデン米大統領を含め世界から500人程度の元首や首脳らが参列すると見込まれ、ロンドン警視庁は「史上最大規模」(英紙)の厳戒態勢で警備に臨む。
英政府によると、ひつぎが安置されている英議会議事堂のホールで14日に始まった市民の弔問は、17日未明から早朝にかけて少なくとも24~25時間待ちの状態となった。一般弔問は一晩中受け入れており、女王との最後の別れを望む人々が夜を徹して長蛇の列に並んだ。