URUK NEWS イラク情勢ニュース (転送・紹介歓迎)
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2008/06/01 (日)
[飛耳長目録 today's news list]
☆ファルージャ、白リン弾が奇形児出生の原因か?
☆地方からの人口流入が続きバスラ市の人口急増
☆レジスタンスからのメッセージ、DVD発売開始
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☆★ファルージャ爆撃が奇形児出生の原因か?
Could Fallujah Bombing Be Behind Birth Defects?
スカイニュース 2008年5月29日
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(ビデオあり)
http://news.sky.com/skynews/article/0,,30200-1317448,00.html?f=rss
生まれながらに欠陥を持つ症例数が増えていることについて、ファルージャ住
民が調査を要求している。ファルージャは2004年、イラク戦争の全期間を通
じて最も激しいと言われた爆撃を受け、その時に米軍が使った兵器が関係してい
るのではないかという心配が持ちあがっている。
サダム・フセイン時代の記録がないので、証拠は個人の体験にもとづくしかな
い。
ファルージャに拠点を置く人権団体アル・アカヤの副議長ヒクマト・タウフィ
ークは、「私たちの団体では200例の奇形児の記録を見てきました。そのほと
んどが生まれながらの奇形で、これはファルージャが爆撃されたあとに発生して
います」と説明した。
活動家たちは当局者は公式に話すことに乗り気でないと言ったが、ファルージ
ャの小児病院に勤める1人の医師は、先月のスカイニュースの取材に、毎日1~
2例の奇形児出産があると話した。
ある眼科医は、毎週4~5人の新生児の治療をしているが、目になんらかの奇
形を生じていて、そのような症例はここ2年間に見られるようになったと言った
。
ファルージャのある墓地で葬儀屋を営むムハマディ・フマディは、毎日4~5
人の新生児を埋葬しており、その多くが奇形児だと話した。
今日のファルージャは、かつてスンニ派ゲリラの背骨と呼ばれていたときの傷
跡を今も抱えている。
2004年の4月と11月に、イラク戦争で最も激しい爆撃の一つに数えられる
攻撃を受けた。そのなかで論争になっている白リン弾の使用があった。
白リンはきわめて可燃性の高い物質で、酸素に触れると発火し、激しく燃焼す
る。
米軍はスカイニュース宛の声明のなかで、米軍は白リン弾を使ったが、それは
煙幕としての使用であり、焼夷弾として使用したことはないと述べた。
軍事目標を達成するために、米軍によって使用された物質がどのようなものだ
ったか、この点に医師たちの関心が強くなっている。
ファティマ・アハメドは3歳になる。小さく生気のない彼女は動くのもやっと
で、骨格がとても小さいことに両親は悩んでいる。母親のシュクリヤは、ファテ
ィマの身の上に何が起こったのか、医者も正確には診断できなかったと語った。
しかし父親のジャシムは、娘がこのようになった責任について質問されたとき
、「戦争のせいだ。彼らが私たちに対しておこなった明白な侵略だ。ファルージ
ャに投下されたのが何かは神のみぞ知る」と非難した。
私たちはファルージャで確認された症例をリーズ大学の環境毒物学教授アラス
テア・ヘイに見せた。
彼は現在、イラク戦争の期間中に子どもたちに現れた疾患を調査している。彼
は奇形を生じさせた原因とその因果関係については、独自の医療診断をおこなわ
なければ説明できないと言う。
しかし彼は、白リンと奇形児出生の因果関係については、これまで研究例がな
いと述べた。
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☆★DVD: レジスタンスからのメッセージ発売中
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詳細はサイトにも掲載しました。
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/2008_resistance_dvd.html
前にお知らせしたレジスタンスからのメッセージは、6月1日発売開始しまし
た。
頒価1500円 (送料込み)
5月中に注文ただいた皆さま、ありがとうございました。 予約いただいた分
は、昨日から本日にかけて発送しました。配達までもうしばらくお待ち下さい。
繰り返しになりますが、注文方法は次の通りです。よろしくお願いします。
注文はメールまたは振替用紙でお願いします。
メール宛先は uruknewsjapan@ybb.ne.jp
[URUK NEWS]に返信すると、ML全員に配信されます。ご注意を!
※メール件名は「レジスタンスDVD注文」とし、
住所、氏名書いて下さい。後払い。DVD発送時に振替用紙を同封します
。
※振替用紙の場合は、メッセージ欄に、「レジスタンスDVD」と明記のこと。
(またはDVDの購入枚数を記入してください。)
収録ビデオ;
1、世界の人々へ 2004年12月10日
A Message from the Iraqi Resistance to the People of the World
2、アメリカの人々へ 2005年3月17日
Message of the Iraqi Resistance to the American People
3、隠された真実 2007年9月8日
The Hidden Facts-A Message From The Iraqi Resistance
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☆★地方からの人口流入が続きバスラ市の人口急増
Basra’s population surges as migration from countryside continues
アッザマン 2008年5月28日
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http://www.azzaman.com/english/index.asp?fname=news2008-05-28kurd.htm
バスラの人口が急増しており、基本サービスの提供がひじょうに困難になって
いる--バスラ州知事が発表した。
モハメッド・アル・ワイリ知事は、「バスラの人口は爆発的に増え、市の人口
統計も大きく変わってきた」と言った。
イラク侵攻前に行われた調査では、バスラの人口は250人足らずだった。
ワイリ知事は、「現在は300万人を超えているが、主には地方からの人口流
入によるものだ」と述べた。
著名な部族指導者であるアジール・カラフは、地方からバスラ市への移住者の
多さは「破滅的な水準」だと表現した。
別の部族指導者は、1年足らずに50万人もバスラし市に流入すると、治安を
回復するのも難しいと指摘した。彼の部族では、武装した部族メンバーが市内の
秩序維持で治安部隊と連係している。
彼はさらに、最近市内に移住してきた者のなかには、元受刑者や逃亡中の犯罪
者も多いと述べた。
バスラ市は同じ名前を持つバスラ州の州都である。
この地域は今後開発可能な巨大な油田を擁し、石油収入に支えられて、イラク
でも最も富んだ地域である。
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※URUK NEWS イラク情勢ニュース (webサイト)
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/index.html
メーリング・リストへの参加・退会手続きはここでもできます
※イラク・レジスタンス・レポート
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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[飛耳長目録 today's news list]
☆ファルージャ、白リン弾が奇形児出生の原因か?
☆地方からの人口流入が続きバスラ市の人口急増
☆レジスタンスからのメッセージ、DVD発売開始
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☆★ファルージャ爆撃が奇形児出生の原因か?
Could Fallujah Bombing Be Behind Birth Defects?
スカイニュース 2008年5月29日
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(ビデオあり)
http://news.sky.com/skynews/article/0,,30200-1317448,00.html?f=rss
生まれながらに欠陥を持つ症例数が増えていることについて、ファルージャ住
民が調査を要求している。ファルージャは2004年、イラク戦争の全期間を通
じて最も激しいと言われた爆撃を受け、その時に米軍が使った兵器が関係してい
るのではないかという心配が持ちあがっている。
サダム・フセイン時代の記録がないので、証拠は個人の体験にもとづくしかな
い。
ファルージャに拠点を置く人権団体アル・アカヤの副議長ヒクマト・タウフィ
ークは、「私たちの団体では200例の奇形児の記録を見てきました。そのほと
んどが生まれながらの奇形で、これはファルージャが爆撃されたあとに発生して
います」と説明した。
活動家たちは当局者は公式に話すことに乗り気でないと言ったが、ファルージ
ャの小児病院に勤める1人の医師は、先月のスカイニュースの取材に、毎日1~
2例の奇形児出産があると話した。
ある眼科医は、毎週4~5人の新生児の治療をしているが、目になんらかの奇
形を生じていて、そのような症例はここ2年間に見られるようになったと言った
。
ファルージャのある墓地で葬儀屋を営むムハマディ・フマディは、毎日4~5
人の新生児を埋葬しており、その多くが奇形児だと話した。
今日のファルージャは、かつてスンニ派ゲリラの背骨と呼ばれていたときの傷
跡を今も抱えている。
2004年の4月と11月に、イラク戦争で最も激しい爆撃の一つに数えられる
攻撃を受けた。そのなかで論争になっている白リン弾の使用があった。
白リンはきわめて可燃性の高い物質で、酸素に触れると発火し、激しく燃焼す
る。
米軍はスカイニュース宛の声明のなかで、米軍は白リン弾を使ったが、それは
煙幕としての使用であり、焼夷弾として使用したことはないと述べた。
軍事目標を達成するために、米軍によって使用された物質がどのようなものだ
ったか、この点に医師たちの関心が強くなっている。
ファティマ・アハメドは3歳になる。小さく生気のない彼女は動くのもやっと
で、骨格がとても小さいことに両親は悩んでいる。母親のシュクリヤは、ファテ
ィマの身の上に何が起こったのか、医者も正確には診断できなかったと語った。
しかし父親のジャシムは、娘がこのようになった責任について質問されたとき
、「戦争のせいだ。彼らが私たちに対しておこなった明白な侵略だ。ファルージ
ャに投下されたのが何かは神のみぞ知る」と非難した。
私たちはファルージャで確認された症例をリーズ大学の環境毒物学教授アラス
テア・ヘイに見せた。
彼は現在、イラク戦争の期間中に子どもたちに現れた疾患を調査している。彼
は奇形を生じさせた原因とその因果関係については、独自の医療診断をおこなわ
なければ説明できないと言う。
しかし彼は、白リンと奇形児出生の因果関係については、これまで研究例がな
いと述べた。
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☆★DVD: レジスタンスからのメッセージ発売中
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詳細はサイトにも掲載しました。
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/2008_resistance_dvd.html
前にお知らせしたレジスタンスからのメッセージは、6月1日発売開始しまし
た。
頒価1500円 (送料込み)
5月中に注文ただいた皆さま、ありがとうございました。 予約いただいた分
は、昨日から本日にかけて発送しました。配達までもうしばらくお待ち下さい。
繰り返しになりますが、注文方法は次の通りです。よろしくお願いします。
注文はメールまたは振替用紙でお願いします。
メール宛先は uruknewsjapan@ybb.ne.jp
[URUK NEWS]に返信すると、ML全員に配信されます。ご注意を!
※メール件名は「レジスタンスDVD注文」とし、
住所、氏名書いて下さい。後払い。DVD発送時に振替用紙を同封します
。
※振替用紙の場合は、メッセージ欄に、「レジスタンスDVD」と明記のこと。
(またはDVDの購入枚数を記入してください。)
収録ビデオ;
1、世界の人々へ 2004年12月10日
A Message from the Iraqi Resistance to the People of the World
2、アメリカの人々へ 2005年3月17日
Message of the Iraqi Resistance to the American People
3、隠された真実 2007年9月8日
The Hidden Facts-A Message From The Iraqi Resistance
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☆★地方からの人口流入が続きバスラ市の人口急増
Basra’s population surges as migration from countryside continues
アッザマン 2008年5月28日
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http://www.azzaman.com/english/index.asp?fname=news2008-05-28kurd.htm
バスラの人口が急増しており、基本サービスの提供がひじょうに困難になって
いる--バスラ州知事が発表した。
モハメッド・アル・ワイリ知事は、「バスラの人口は爆発的に増え、市の人口
統計も大きく変わってきた」と言った。
イラク侵攻前に行われた調査では、バスラの人口は250人足らずだった。
ワイリ知事は、「現在は300万人を超えているが、主には地方からの人口流
入によるものだ」と述べた。
著名な部族指導者であるアジール・カラフは、地方からバスラ市への移住者の
多さは「破滅的な水準」だと表現した。
別の部族指導者は、1年足らずに50万人もバスラし市に流入すると、治安を
回復するのも難しいと指摘した。彼の部族では、武装した部族メンバーが市内の
秩序維持で治安部隊と連係している。
彼はさらに、最近市内に移住してきた者のなかには、元受刑者や逃亡中の犯罪
者も多いと述べた。
バスラ市は同じ名前を持つバスラ州の州都である。
この地域は今後開発可能な巨大な油田を擁し、石油収入に支えられて、イラク
でも最も富んだ地域である。
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※URUK NEWS イラク情勢ニュース (webサイト)
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/index.html
メーリング・リストへの参加・退会手続きはここでもできます
※イラク・レジスタンス・レポート
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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