アメリカ大統領選挙、郵政公社がペンシルベニア州集配センターで1700通の投票用紙発見
米郵政公社は、5日にペンシルベニア州の集配センターで2回実施した点検作業で、約1700通の郵便投票用紙が発見されたと明らかにした。ペンシルベニアで4日撮影(2020年 ロイター/Rachel Wisniewski)
米郵政公社(USPS)は6日、5日にペンシルベニア州の集配センターで2回実施した点検作業で、約1700通の郵便投票用紙が発見されたと明らかにした。
その後配達にまわされたという。
6日の裁判所への届け出によると、フィラデルフィアの集配センターで1076通、ピッツバーグで300通、リーハイ・バレーで266通、その他は別の場所で発見された。
ペンシルベニア州では、郵便投票は6日夕方までに到着した分が集計対象となる。同州の大統領選挙はまれにみる接戦で、まだ集計は続いている。
USPSによると、ノースカロライナ州でも点検作業で約500通の投票用紙がみつかった。
連邦地裁のエメット・サリバン判事は5日、USPSに対し、大統領選の郵便投票の集計を続けている州で、未配達の投票用紙がないかどうか1日2回総点検するよう命じた。
ネバダ州やノースカロライナ州など一部の州では、投票日である3日の消印があれば、以降に届いた投票用紙を受け付けている。
サリバン判事はまた、USPSに対し、6日午後5時までにすべての投票表紙を配達できるよう、ノースカロライナ州とペンシルベニア州のすべての郡の選挙委員会と調整するよう求めている。
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バイデンはペンシルベニアで主導権を握るが、レースは終わっていない
投票数が続く中、バイデンがペンシルベニア州で主導権を握る
NBC選挙ディレクター:ペンシルベニア州を通過する270へのバイデンの最善の道
NBC Elections Director: Biden’s Best Path To 270 Through Pennsylvania | NBC News
【ワシントン共同】勝利宣言するなよ―。トランプ米大統領は6日、ツイッターで、開票が進む大統領選で優位に立つ民主党のバイデン前副大統領に対し「大統領職を奪取したと誤った宣言をするべきではない。私だって宣言できるのだから」と書き込んでけん制した。勝敗の鍵を握る東部ペンシルベニア州などで逆転されたことに焦りを募らせているようだ。
トランプ氏は、ペンシルベニアなどでバイデン氏が票を伸ばしているのを念頭に「投票当日の夜までは私が大差で先行していたのに、不可解なことにリードが消えていった」と主張。郵便投票の有効性などを裁判で徹底的に争う姿勢を示した。
僅差のジョージア州、再集計へ 米大統領選
アトランタ(Atlanta)で記者会見したブラッド・ラフェンスパーガー(Brad Raffensperger)州務長官は「これほどの僅差であることから、ジョージアでは再集計が行われる」と表明。同州での結果は「接戦であることからまだ勝者を発表できない」とした。 同州では集計がほぼ完了した6日朝の時点で、バイデン氏が1500票余りリードしている。 ラフェンスパーガー長官は「結果がもたらす影響は大きく、各方面で感情が高ぶっている。われわれはこうした議論に動じず作業を続ける。きっちりと作業を終わらせ、選挙の完全性を保つ」と表明した。 トランプ氏は全米各地で選挙不正が起きているとの根拠のない主張を展開しているが、ラフェンスパーガー長官は、両陣営に対して開票作業の監視を認めていると説明した。【翻訳編集】 AFPBB News
US Election: Joe Biden on brink of victory - BBC News
2020/11/07
Why CNN hasn't projected an election winner yet
2020/11/7
町山智浩のアメリカ急報 2020年11月5日
町山さんの解説を聞くとアメリカの選挙は「不正」ができないようになっているのが分かります。誰が投票したか一人ひとり確認されるシステム。トランプが「不正」と叫んでも無理なのです。
要は「負けて悔しい、花いちもんめ」と思われるだけのようです。
(神保哲生)アメリカ大統領決定の瞬間を神保が実況
ペンシルベニア、長引く訳は「暫定投票」の存在 数万票を確認中か
大統領選の投票日から4日たっても、開票作業が続く州は多い。まだ勝者が判明していない州の中で、選挙人が20人と最多のペンシルベニア州は6日朝にバイデン氏がトランプ氏を逆転。7日未明にはリードを2万9千票近くまで伸ばし、トランプ氏に約0・4ポイント差をつけている。
バイデン氏が逆転したのは、民主党支持者が多く利用した郵便投票の開票が後から行われたためだ。郵便投票の未集計分は8万9千票あまりで、多くは民主党支持者が多いフィラデルフィア、ピッツバーグの2大都市圏などで投じられているため、トランプ氏の逆転はかなり厳しい情勢だ。しかし、米主要メディアは、勝者の判定をしていない。
AP通信は接戦であることに加え、二つの理由をあげている。一つは、得票率の差が0・5ポイントを超えていないことだ。同州では差が0・5ポイント以下であれば、自動的に票の再集計が行われるため、判断も慎重になっているという。今回の選挙であれば、約3万4千票の差が目安になる。
もう一つは、「暫定投票」の存在だ。本来行くべきだったのとは別の投票所で投票したり、投票時に身分証の提示ができなかったりした有権者が投じた票で、開票の前には「有効票であるかどうか」を確認する作業が行われる。同州では数万票ある可能性があり、確認に時間がかかっているという。