今日ついにブログが13歳のお誕生日をむかえました。
2006 03 19 06:18:22
おそるおそるトウコウ、あれから13ねんたちました
「わたしの季節」
北風が吹きぬける冬 それは、あらゆるものが凍りつく季節
あらゆるものがじっと動かず春を待つ
寒さ 雪、世界が白で塗りつぶされる驚き 色が音が消える
待ちこがれた春風、温かさが嬉しい、花が、花が、咲いてゆく。
太陽が勢いづいてゆく、空が青くなってゆく
色がもどってくる 葉っぱが木立が緑になってゆく
さわやかな風、燃えあがる太陽、青い海 流れ浮く白い雲、
夏のために、わたしは生きていたのだろうか
涼やかな夜、黒い海 夜光虫の赤い光 いか釣り船の灯り
葉っぱが枯れて散ってゆく 最後の色を放って、赤、黄、茶
雲がレースのように薄く広がり空をおおう
すべてが白にもどってゆく 思い出が甘くも苦くも やりなおし
わたしの季節は、冬から話さないと、話せない いつも
最初は創作詩(詩というにはお恥ずかしい)を結構載せていました。
詩もどきを書いておくと、その時々の心境をしのげて感慨深いので、忘備録的に書きとめておきたいと思ったのですが、なかなかまとめられず、やめてしまいました。
これは病死した愛犬をしのび、またおおきくなってしまった息子たちの少年の頃をなつかしんで
彼等をよく遊びに連れて行った公園の野球場を高台のベンチにすわり見下ろして思いにふけっていた時の詩です。
驚くほど今と心境が変わっていません。
「青空と白い雲」 2006-03-19
公園の高台のベンチにすわり 草のにおいをかぐ
わたしは だまって 公園をみおろす
わたしの目に 野球をする少年たち 散歩をする犬たち
運動のために 公園を歩く人たちがみえる
しかし わたしは それらの風景のむこうに過去をみている
かつて この公園で遊んでいた少年たち 散歩をしていた愛犬を
わたしは 感慨深く 存在しつづける公園をみつづける
消えてしまった過去を みつづける
風がふいてきて 髪をゆらす
とてつもなく 孤独におもえる
そうゆうときは 青空をあおぐ
白い雲が、ゆっくりと 昔どおりに、ながれてゆく
わたしと 青空と 白い雲
なにも かわっていない なにごとも なかったのか
旧宅の3月の花
そういえば、いつもPCのそばでチャドが寝ていたなあ。写真を見て気づきました。
旧宅のこの部屋でブログを始める。
チャド「PCって嫌なやつ、待ちくたびれるわい」
チャドちゃんも天国に召されたのですね…ご冥福をお祈りします…
最後になりましたがブログ13周年おめでとうございます💐