⑪西日本では、大阪府を除きAlert Condition Yellow であったが、今後は急速に9th Surgeが拡大してゆくため、全域で引き上げ検討中である。 遅くとも7月下旬迄には、社会と医療が甚大な打撃を受けることとなる。 夏休み入り前は、全域で小児科の混雑状況が最速の指標となるであろう。
⑫非薬理的感染防御
1. エアロゾル対策
2. エアロゾル対策
3. エアロゾル対策
4. エアロゾル対策
5. エアロゾル対策
6.エアロゾル対策
7. エアロゾル対策
8. エアロゾル対策
9. エアロゾル対策
10. エアロゾル対策
11. エアロゾル対策 ・ ・ ・ ・ 20. エアロゾル対策 21. 消毒 22. 手洗い
⑬エアロゾル対策は、次の二つにわけられる。
1. 能動的エアロゾル対策 空気清浄や換気などエアロゾル除去 UV殺菌灯やオゾンなど環境中の病原体の破壊
2. 受動的エアロゾル対策 高性能マスク着用によるエアロゾル取り込み防止 高性能マスク着用によるエアロゾル排出防止 防護ゴーグル等による目の保護
⑭1. 能動的エアロゾル対策
1-a 空気清浄(最優先) SARS-CoV-2の感染経路は、経空感染が主たる経路であり、感染性のエアロゾルを鼻口および目に取り込む事で感染する。 空気中の感染性エアロゾルを除去することが最大優先 大流量高性能空気清浄機により空気を1時間に10回以上濾過することが必須である。
⑮高性能大流量空気清浄機として合衆国を始めとして日本を除く全世界で普及しつつあるものは、コルジ・ローゼンタール・ボックスである。 十分な性能(準HEPAで15~20立米/分)と低価格($50~100)、組立の簡便さ(15分)から学校を中心に爆発的に普及している。 https://engineering.ucdavis.edu/news/science-action-how-build-corsi-rosenthal-box…
⑯日本では、小型のローゼンタールボックスや、クレアウィンフィルターなどによるローカル化が進められているが、普及はきわめて低調である。 高性能大流量空気清浄機の設置は、学校・幼保、職場、医療・介護施設などで必須といって良い。
⑰換気 換気は空気清浄が出来ない場合の手段であるが、空調を破壊すること、外気取り込みで室内の空気を一時間に10回以上交換することは困難であり、高性能大流量空気清浄機がない場合、次善の策として行うものである。
⑱環境の滅菌 環境の滅菌は、空気中の感染性エアロゾルそのものを破壊する為にある。手法としては短波長の紫外線(UV)とオゾンが挙げられる。 オゾンは毒性があり且つゴム製品を致命的に破壊する為、ゴム製品がなく無人であることが求められる。 UVは、殺菌灯には強い発ガン性があり、無人必須である。
⑲近年オゾンを発生させにくく、皮膚表面の汗などで制止されるとして特定の波長のUV殺菌灯が普及しつつあるが、医学的・疫学的安全性の検証が不十分であるため牧田は有人環境での使用を推奨出来ない。 少なくとも10年程度の安全検証の実績が必須であり、2030年まで様子見である。 科学的安全則の基本。