薩摩いもこの部屋

ブログを始めていつの間にやら16年目になりました。




  

海津市歴史民俗資料館・・・

2014-06-22 19:23:58 | Weblog

Mさんの道案内に基づいて、木曽三川公園を後にどんどん北へ・・・パークセンターとお千代保稲荷の中間位の位置にお城を思わせるような立派な建物が有り、聞いてはいたがビックリでした。
   
これが『海津市歴史民俗資料館』でした。
入場する前から建物のりっぱさに圧倒されましたが、
    
門をくぐり、先ず目に入って来たのが
   
復元された《堀田》です。
海津町では低地なのでその生産性を高めるために、湿田の土を掘り積み上げ重ねて行くと、地下水位が高いため掘ったところは沼になり、土を掘り上げた所は耕地になり、この二つをまとめて「掘田」と呼ぶ・・・説明されていました。
現在では全く残っていないが、昔は沢山の掘田が有ったそうだ。
この掘田と川を利用して、交通手段は田舟による水上交通が中心だったも記されていました。
農作業はもとより、日用品の買い出しまで・・・
    
館内には、舟に乗っていく花嫁さんの姿も再現されていました。
昭和40年代には、堀田は姿を消したそうです。
昔の苦しい農業の時代・・・今では考えられないその証にこの堀田を復元されたそうです。
館内には、海津の古墳時代や縄文時代などの生活や文化の様子が展示されていたり、高須松平藩お館の一分が復元されてもいた。
   
立派な能舞台も作られていて、貸し出しの案内も添えられていた。
歴史に全く疎い私 昨年のNHKの大河ドラマの中の登場人物 会津の松平容保も高須藩の出自で有る事を知りました。
訪れる人が殆んどいないこの資料館・・・
訪れる事が出来て本当に良かったとMさんに感謝します。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
海津市歴史民俗資料館 (みよ)
2014-06-22 21:36:09
ここが出来て間がないころ訪れたことがあります。
あまりの立派さに驚きました。

ここを通るたびにいつもびっくりすることは停まっている車が2、3台と如何にも少ないことです。

いもこさんの記事はよくまとめられていると思います。

実際に目で見るとまた違った発見も生まれることでしょう。

<岐阜県交響楽団>
定期演奏会が羽島文化センターで行われ、聴く機会を与えられました。
同級生が切符があるけどどう?との誘いがあったからです。
音楽に造詣が全くない私ですが、聴けばわるくない。
会場内の雰囲気に飲まれました。

誘ってくれた人に感謝です。
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チャンス (neko)
2014-06-23 09:02:22
みよさんとチューリップの球根を貰いに行くという行為がこの資料館でのお勉強のチャンスとなったのですね。

こういった施設は作る時は理想があったでしょうが、維持し、皆さんに来て貰うにはなかなか大変だと思います。
閑散としているとさびしいですよね。

しかし、何回も訪れるという事はまずないでしょう?

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海津市歴史民俗資料館 (いもこ)
2014-06-23 15:52:11
歴史も地理も全く疎い私ですが、少しは利口になれたような・・・数日すると忘れてしまうかもしれませんが。
良い所を教えて頂きありがとう。

≪<岐阜県交響楽団>≫
良いチャンスに恵まれましたね。

なかなか聞けませんものね。
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チャンス (いもこ)
2014-06-23 16:00:14
球根が頂け、分からないなりにも歴史の勉強が出来た事は、私への徳につながったと思います。

≪こういった施設は作る時は理想があったでしょうが、維持し、皆さんに来て貰うにはなかなか大変だと思います。
閑散としているとさびしいですよね。≫

折角の施設なのに・・・理想と現実は上手くかみ合わないようですね。
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