川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

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中韓の「氏族」

2024年09月01日 | 社会・時事など
「氏族」って、日本ではほとんど使わない。
中韓では使う。使うどころか,結構,大きな,メジャーな概念。

韓国由来の宗教の家庭連合でも使う。

その「氏族」に対する私の仮説は,以下。

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要するに,修身・斉家・治国・平天下の、「斉家」と「治国」の間に入る。

自分の「家」だけではなく,そこからいきなり「国」を治めるにいく前に,同じ苗字の,親戚=氏族を、救う。

こういう,中間的な単位が,氏族。

これ自体は,良いも悪いもない。

ただ,中国で「清官三代」と言われ,清い,賄賂をあまり受け取らない官僚ですら,三世代が潤うと言われちゃうくらいの,汚職文化では,氏族に対する依怙贔屓・コネ(nepotism)が国を歪めた部分もあったろう。

韓国では今でも財閥が強いし、、 韓国の大手法律事務所は、上の方(シニアな弁護士)はみんな「官僚からの天下り」だったりする。コネで仕事しているんだろうな、と思わせられる。

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中韓では、地域社会よりも氏族社会を重視するから、「祭り」ってのがないんですって?

これは徳永信一弁護士が数ヶ月前にTwitter で書いていた。

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以上が私の仮説です。

いや違うよ、実はこうなんだよ、的なご意見があれば歓迎します!
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