川塵録

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執行草舟 肚で読む読書

2024年11月02日 | 
執行草舟本を読んで最近思うことを、取り急ぎメモ:

◆ 読書には4つある:
  1. アタマを良くするため
  2. ココロを洗うため
  3. テクを身につけるため
  4. ハラ(肚)を練るため
 執行草舟の本は、4つ目の肚を練るため」の本に分類される。
 1アタマを良くするためではなく。2ココロを洗うため、とも言える部分はある。

◆ 1のアタマで考えると、「できるか、できないか」で「考え」ちゃう。
 しかし、人生は「考え」ている場合じゃない。

 4のハラで読むと、「やるか、やらないか」を問うことになる。

◆ 執行草舟の本は、「肚で読む」ってイメージ。彼の本のみならず、特に4に分類される本は、「肚に響く言葉のみを探す」って感じでページをめくればいいのだろう。
 
 それくらい執行草舟の文章は「魂の律動がある文章」。

◆ 執行草舟は「下手に触ると火傷する」とでも表現できるような本。
 ま、それくらい、ハマらせる能力がある、魅力がある、磁場がある、感化力がある本。火傷上等。人はすべからく執行草舟を読むべし。

◆ 人生は、歴史は、魂のリレー。
 先祖から、そして先達から、どんなバトンを受け取り、どんなバトンを後世に渡すか。
 自分という媒体を通じて、どう分かりやすく、使命や天命を、横に、俗世間に、vivid にわかりやすく伝えるか。

◆ 武士道を突き詰めるとキリスト教に行き着く。
 ともに、「死後の生」を考える点で、普遍性がある。

 実際、明治期、キリスト教の影響を受けた人は、武士階級が多かった。内村鑑三しかり。








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