国(邦)に道ありて貧かつ賤なるは恥なり。国に道なくして富かつ貴きは恥なり。
論語
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環境がマトモであれば、貧困は恥。
一方、誤った環境(たとえばバブル経済)においてリッチになるのもまた恥。
似たような言葉は論語に他にもある。
不義にして富かつ貴きは我において浮雲の如し
要するに、財を得るに道あり、ってことですね。こちら
住友では「君子財を愛す、これを取るに道あり」という。こちら
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実業家・経営者の執行草舟さんが、「世間に奉仕すべく販売価格をギリギリまで下げ、一方、社員を養える収入を得るためにギリギリまで価格を上げる、常に値決めはそのせめぎ合い」的なことを書いていた。
こちらの本 ↓ だったかもしれない。
弁護士としての私もそう。
クライアントのためには価格を下げたいが、一方、経営者としてある程度は稼がねばならない。
経営者としてその微妙なバランスを取るのも、人生修業の一つ。