かつて、袴田巖事件で、58年間で、19人の裁判官が、間違えた、死刑判決を書いた、ってブログを書きました。
人数を改めます。
最高裁裁判官は、直接に証拠を見たりせず、部下の最高裁調査官(エリート裁判官)が証拠を見たり、ドラフトしたりします。
最高裁には、15人の裁判官がいて、調査官は40人くらいだそうです。
また、長い袴田裁判の途中で、異動して担当が変わった裁判官もたくさんいるはず。
ですから、袴田巖さんに「死刑」という判断をした裁判官は、部下の調査官の裁判官を含めると、19人どころか、30~40人もいました。
それくらい司法は間違えるんです。裁判官も、間違えるんです。
裁判官も間違えるから、世界中の国が、三審制といって、地裁、高裁、最高栽と、3回のチャレンジができるんです。
「人間が間違える」ことを前提にしているのが、世界の司法制度です。