今日発売の鈴木エイト本の感想。22年、家庭連合と『格闘』したことを誇る本。
しかし、彼は宗教を「イジる」ことを公言しているブログ「やや日刊カルト新聞」のブロガーにすぎない。
こちら(やや日刊カルト新聞、通称「やや日」)
家庭連合本体に何かを正式に申し入れたりしたことは、22年間、皆無。信者を茶化して揶揄してイジってきただけ。
むしろ、家庭連合信者を「ダニ」「ゴキブリ以下」と罵り続けてきた。
こちら(鈴木エイトの家庭連合信者に対する暴言まとめ)
なのに『格闘』とは大げさな。
以下、本書を読んで取り急ぎ気になった点。
■ エイト氏は、12.5年監禁されて『死闘』から生き延びた後藤徹さんを「引きこもり」呼ばわりして名誉毀損で提訴され、1月31日に東京地裁で自分が完全敗訴した。
その訴訟をSLAPPと攻撃し、訴状を「全く筋違いな内容」と書き、敗訴後に脱稿したのに、敗訴には一言も触れていない。
自分に有利なことのみを集めた「全く筋違いな内容」の本を出版されたようです。
■ 総じて、ボクちゃん大好き、ボク頑張ったでしょ、って自己承認欲求を満たす本。彼ではないライターが書いているようです。
伝聞と匿名ばかりで、巧妙に名誉毀損裁判を提訴されることから逃げている。
■ マインド・コントロールについては、2014年の飯星景子さんの発言を引用。
自分の言葉で語っていない。
マインド・コントロールは、欧米ではとうの昔から裁判でも pseudo-scienceエセ科学って呼ばれて完全否定されている。その風潮を踏まえないと。
■ 2009年コンプラ宣言より「前」の大昔の事実が大半。昔の統一教会に興味ある方じゃないと、読み進めるのが苦痛。。。
■ 「カルトの二世信者を救うのがライフワーク」と書きながら、家庭連合二世のためにどんな活動をしているかが全くわからない。
現役信者に寄り添ってインタビューとかしたことあるのでしょうか? そのインタビューするまえに、「ダニ」「ゴキブリ以下」発言を消去するのが先では、、、
以上取り急ぎ。
エイト氏が「引きこもり」と罵った後藤さんの『死闘』に『格闘』が屈服した構図。
いや、死闘から逃げる「格闘」なのか、、、