世界大戦の予感 バリケイト伊東 アメリカがシリアにミサイルを撃ち込んだ。化学兵器を使ったから報復だそうだ。アメリカでも世界でもミサイル攻撃に避難の声は少ない。子供に毒ガスを使うアサドは完全に悪役だ。トランプは正義のおじさんだ。単純な構造で庶民的にはわかりやすい。しかし、大国が軍事力の行使を行うのは、戦争拡大の危険性がある。シリアはロシアの支援を受けてる。シリアにはロシアの軍事基地もある。当然ながら、ロシアはアメリカを非難した。プーチンも忍耐の限界であろう。アメリカに一発かましてやりたいであろう。しかし、ロシアがアメリカに攻撃を行う事はないであろう。そんな事をしたら世界大戦になってしまう。お互いにそんな事はわかってるのだ。最近の世界情勢を見ると、ナショナリズムの高まりが戦争を誘発しやすくなってる。そもそも、人間の本質は悪と罪だ。人間界から戦争と犯罪はなくならない。ほとんどの人間が戦争を望まないが、人間は戦争を過去から今、未来までし続ける。地球上どこかで戦争をしている。今度、世界大戦が起きたら、生き延びる人間は1%であろう。全滅に近い。大量の核兵器、化学兵器、細菌兵器が使われるだろう。だからこそ、戦争をしないようにしなければならないのだ。地域紛争が拡大して世界大戦にならないようにしなければならない。政治が健全に機能しないと、戦争が起きる。話し合いより、相手を暴力で倒す選択は出来る限りしないほうがいい。ほとんどの人間はわかってるのだ。しかし、戦争は起きる。そして、町は破壊され、大量の人間が死ぬ。戦争は人間にとって業だ。宿命だ。悲しい。人間として生まれてきた事が恥ずかしい。今、この瞬間にも地球上のどこかで誰かが戦争によって死んでるのだ。地球上から戦争がなくなって、平和に満ちた地球になって欲しい。