歴史の証人 バリケイト伊東 昨日、2018年4月27日は世界史に刻まれる日になった。世界中で10憶人ぐらいがテレビで南北首脳会談を見たのではないか。見た人は歴史の証人になった。会談は成功したと言っていいだろう。私は、今、さわやかな気持ちだ。憎しみを超えて、人は許しあえるのだ。愛せるのだ。戦争になるのではないかと思われていた国の首脳が、満面の笑みを浮かべてハグするなんて、誰も1年前まで想像しなかったであろう。休戦が終戦になったのだ。キム委員長も文大統領も歴史の重みを自覚して会談に臨んだ。戦争をしたくない、悲劇を繰り返したくないは、共通の思いであろう。一番焦点の朝鮮半島の非核化が世界に向けて、発信された。具体的にどのようにするのか、いつまでに完了するのかはわからない。細かい事はどうでもいい。朝鮮半島の緊張が解かれ、悲劇的民族の歴史と運命が劇的に変わろうとしてるのだ。永続的な民族の宥和と友好の基礎が作られようとしてるのだ。宥和と友好の流れの中から日本人拉致被害者の帰国も可能になるであろう。世界から戦争の芽がひとつでもなくなるのは、人類の願いだ。この会談の成功はトランプとの会談につながる。次はトランプとキムの満面の笑みのハグが見られるかもしれない。1ケ月以内に行われるだろう会談の成功を祈る。人間、まだまだ捨てたもんではない。人は憎しみ以上に人を愛せるのだ。愛の力は偉大だ。世界から戦争がなくなり、世界が平和で満たされるように祈る。