美人のうんこ バリケイト伊東 今日も地球は回り続けてる。宇宙もあり続けてる。しかし、人間界の生き様は混とん、悲惨、膨大な罪の積み重ねだ。人間とは何者なのだ。神が人間を誕生させたのには、それなりの理由があるであろう。今のところ、理由も存在意義も見い出せない。絶望的な気分だが、死ぬまで人間として生きてゆかなければならない。前置きが長くなったが、人間は誰でも生きてれば、ケツの穴からうんこをたれるのだ。ハリウッド女優のような美人でも、天皇でも、安部総理でも、ホームレスのおじさんでもうんこをする。人間は皆、平等だ。職業、能力、収入が違ったって人間としては、平等なのだ。最近、階級だとか、身分の固定化みたいな雰囲気が日本社会に作られつつあるようだ。貧困家庭の子供が大人になると、また貧困になる。貧困の連鎖が問題になってる。戦後、平等思想が満載した日本国憲法の元で身分や階級幻想はなくなった。奴隷のように大地主に縛られていた小作農民は、農地解放で自分の農地を持てるようになった。皇室も天皇の直系以外男爵だ、子爵などの貴族は廃止された。学校でも平等思想を浸透させる努力がなされた。今では誰もが、ブランド品を持てる。戦前では庶民が高級ブランド品を持ったりすると、身分違いだなんて言われた。今ではそんな事を言う人はいないであろう。まだまだ、日本の平等観は健全だ。しかし、生活が苦しく先が見えない人々にとって、生涯、苦しいまま人生を終えるのではないかと、不安になってしまってる。インドのカーストみたいな身分の不条理を感じてるようだ。とてつもない大金持ちがいる反面、その日の食べ物にも事欠く人々がいるのだ。生活状況は、日本では固定化された身分から来るものではない。収入が低くても、人間としては同じ、平等なのだ。その事をしっかりと心に言いきかせることだ。負い目を感じる事はない。人間、誰でもケツの穴からうんこをたれるのだ。美人も、権力者でも、天皇でもうんこをするのだ。人間はみな、平等だ。