日本と韓国は冷え切った関係が続いてるが、さらに冷えた関係になりそうだ。日本政府が反半導体製造に欠かせない原材料の輸出禁止を決めた。韓国は、日本からその原材料の90%を輸入してるそうだ。韓国側にとっては、大打撃であろう。考えられるのは、徴用工問題での対応に対しての日本側のいら立ちだ。日本企業の資産没収を裁判所が決めたり、協議にも応じない韓国側への不満が表れてる。日本政府が決めたというより、安部が決めたのだ。G20でも、安部と文大統領との会談はなかった。お互いに無視だ。安部にとって韓国は未だ、植民地支配の国なのだろう。トランプやプーチン、習近平には忠犬ハチ公だが、韓国に対しては、高飛車な態度を取るのだ。安部政権下での関係改善などありえない感じだ。どうなるのか心配だ。こんな状況でも安部は、北朝鮮のキムに会談を申し込んでる。しかし、まったく相手にされない。キムに過去を清算しろ、植民地支配下での反人権的行為に謝罪しろと、言われてる。安部も、日本では安部の世界観が実現してゆくが、朝鮮半島問題では、思い通りにいかない。アメリカや中国、ロシアなど強国には御用聞き外交だが、弱い国には高飛車外交だ。世界は劇的に変化してるが、日本は過去戻り、戦前の軍国主義の国に戻ろうとしている。日本独特の価値観、歴史観が勢いを増してきてる。ガラパゴス化の国で日本は独特の進化をする。オリンピックだ、新天皇の即位だと虚構の派手な演出で盛り上げてるが、日本は衰退と縮小のスパイラルに入り始めてる。消えてゆく運命なのかもしれない。100年後にはアジアに栄えた国があったと、歴史の教科書に書かれてるかもしれない。