東京、南部はいい天気だ。九州での豪雨は記録的な大雨だ。線上降水帯という聞きなれない自然現象が大雨を引き起こしたのだ。降り始めてから400㎜、500㎜というような豪雨は、洪水を引き起こすだろう。実際起きてる。自然を人間にはコントロールできないのだ。閉塞と虚構の日本で、自然は自然であり続けるのだ。人間の思い、願いなど無視して自然であり続けるのだ。日本ではすべてが嘘臭い。社会が腐り始めてる。それでも、日本はいい国だ、すごい国だとナショナリズムに酔いしれてる。多くの国民は未来に対して展望もなく、不安を抱えてさまよってる。線上降水帯が関東にとどまったら、東京でも玉川、荒川、江戸川の堤防が決壊して大きい被害をもたらすかもしれない。自然の心は読めない。人間が作りあげた虚構世界を一気に崩壊させる。日本は、大雨だけでなく地震があり、津波があり、台風があり自然災害のデパート国なのだ。南海トラフ地震など国家を滅亡させるような自然災害が起きるかもしれないのだ。南海トラフ地震も東京大地震も確実に起きるだろう。そして、再生するのだ。破壊がないと、創造が生まれない。自然の本質は、破壊と死だ。自然界では、全てのものは作られると同時に破壊と死の運命時計が動き出す。人間も例外ではない。人間が作った物も破壊と死に向かって進んでゆく。そして、ゼロになる。それが自然の摂理だ。地球も宇宙も終わりの時が来る。人間はその時以前に絶滅している。人間が作りあげた世界なんて微々たるもんだ。くそのようなもんだ。世界遺産を神のようにあがめてるが、人間が作ったものなど自然が作ったものに比べれば、価値は低い。線上降水帯という自然現象も自然の摂理なのだ。過剰に雨を降らせるけど、文句を言うわけにはいかない。雨が降らなかったら、水なしには人間は生きてゆけない。人間には、降水量をコントロールできない。すべては自然神の気まぐれだ。気まぐれに見えても、自然はしっかりと考えてる。地球レベルで見ると、降水量はそんなに変わってない。雨の元は海だ。海の水量は海が出来てからほとんど変わってない。蒸発を促す太陽の温度も変わってない。雨が降る場所が変わってきてるのだ。サハラ砂漠だって1万年前には雨が降っていたのだ。今、大雨が降ってるアマゾン熱帯雨林だって、100万年後には、砂漠になってるかもしれない。自然は変化してゆくのだ。変化しないのは、人間だけだ。人間の愚かさは増々肥大化してゆく。自然の神は人間に罰を与えるだろう。与え始めてる。そして、滅んでゆく。