山本太郎が立ち上げた令和新撰組が話題になってる。駅前の演説では多くの大衆が集まり、熱気に包まれた。テレビも大手新聞もさほど取り上げなかったが、既成政党にはない新鮮な風を吹かしてくれた。政策的には共産党と似ている。弱者に寄り添う政策が多い。時給1500円、奨学金徳政令、原発廃止などだ。比例でふたりを当選させた。ふたりとも重度障がい者だ。山本は名簿順位3位で落選。普通、党首は順位を1位にするのだが、自らを崖ぷっちに置いたのもいい評価だ。以前、山本太郎の演説を区議選の時、区議の応援演説で、まじかで聞いた事がある。その時は聞いてる人間は誰もいなかった。あの語りかけるようなしゃべり方は、既成政党の党首のしゃべり方とはかなり違う。目線を合わせたしゃべりかたは、大衆には受ける。維新の橋本が出てきた時とは、全然感じが違う。橋本の荒ぽっいスタイルに比べると、やさしい。日本は、今、女の感性で動いてる。女性に受ける事は、政治家にとって必須なのだ。もともと、大衆心理は女性的だ。政治は男が動かしているように見えるが、実際は女が動かしてる。政治が扱う多くは生活なのだ。出産、子育て、介護、人生保障、食べ物、現代では、女に受け入れられないと、政治家として成功しない。山本は時代の流れにあってる。今後、山本の考え方に賛同する人間を増やす事だ。他党、特に政策が似ている共産党などと連帯していけば、党勢を活性化できるだろう。まだ、組織は未熟だ。共産党の組織を利用すればいいのではないか。宗教団体との連帯もいいのではないか。資金も短期間で4億円を集めた。山本はネットの利用にもたけてる。若者は新聞見るよりスマホを見る。ネットで情報を発信する事だ。新政党は消える事が多いが、案外、大きな政党に育つかもしれない。選挙で候補者を多く当選させる事だ。すべては山本の腕の見せ所だ。令和新撰組は期待できる。