国家を超えて、民族を超えて、宗教を越えて、イデオロギーを超えて、歴史を超えて、人間の上にも人間、人間の下にも人間、人間の中にも人間、 これは何だ。私の理想の人間の姿だ。人間、皆平等なのだ。最近の違いを強調するアイデンティティ至上主義では、争いが絶えない。民族間の争い、宗教間での争い、政治イデオロギーの違いでの争い、人間の歴史は争いの歴史なのだ。争いでどれだけの人間の血が流れてきたのか、滝のような血が流れてきたのだ。人間は永遠に殺しあいをするように運命づけられてる。絶滅するまで争いを続けるだろう。不毛な争いをやめなければならない。違いを強調するより、同じ人間、人間としては違いはない。その事を再確認しなければならない。運命ずけられた負の歴史を超えなければならない。改めて、国家を超えて、民族を超えて、宗教を超えて、イデオロギーを超えて、歴史を超えて、人間の上にも人間、人間の下にも人間、人間の中にも人間、 人間は皆、平等で自由なのだ。憎しみを超えて、愛し合わなければならない。