選挙の効果

総選挙の意味

つぶやき  バリケイト伊東

2019-12-28 09:36:00 | 政治

  もうすぐ正月だよ。今日から故郷に帰る人で駅、空港、道路は混むだろう。日本人にとって正月はめでたい事なのだ。しかし、正月だって不幸な事は起きる。正月に死ぬ人間だっているのだ。自然災害も起きるかもしれない。病気で病院に運ばれる人間もいるのだ。火災も起きる。犯罪も起きるのだ。人間の生活はポジティブとネガティブが混在している。ポジティブな事ばかりが続く事は、まれだ。ネガティブな事ばかり続く事もない。何をネガティブにするか、何をポジティブにするかは人それぞれ違う。一般的には死はネガティブな事だが、ポジティブにとらえる人だっている。暴力的な父親が死ねば、家族は内心喜ぶだろう。血も涙もない独裁者が死ねば、国民は喜ぶ。人間的生活は、皮肉に満ちている。愛する事、愛される事は一般的にポジティブな事だ。しかし、独善的な愛は、相手には苦痛だろう。ストーカー犯罪を見ればわかる。愛は盲目なのだ。愛が強すぎてトラブルが発生するのだ。今の日本、どちらかと言うと、愛されたい人間が多い。愛の本質は愛する事だ。愛さないと、愛は発生しない。日本には恋愛経験もないというような人間が多い。これは不幸だ。好きで好きでどうにも止まらない高揚感を経験しないのは不幸だ。日本には、お友達夫婦なんていう関係がいいらしい。強い結びつきよりゆるい結びつきを好むようだ。今の日本を象徴しているのだ。表面的には日本人の心の風景は、穏やかな海だ。しかし、人間関係での暴力性は著しい。いじめ、あおり運転、パワハラ、性犯罪、ヘイトスピーチ、差別、家族内での暴力、殺人、詐欺、いやと言うほどの暴力蔓延だ。日本人は毎日、荒れる海で必死に飲み込まれないように悶えてる。誰もが被害者になりうるし、誰もが加害者になりうるのだ。人間の本質は悪と罪だ。日本人の表面的な穏やかな表情の裏には。強い暴力性が隠されてる。不思議な事に日本では政治暴動は起きない。日本では暴力は個人的であり、陰湿なのだ。権力者や強い者に対しての暴力やいじめは起きない。弱い人間に対しての暴力が目立つ。外国でも弱い者に対しての暴力はあるが、強い者に対しての抵抗、暴力は社会的に容認される。日本との大きな違いだ。日本人の草食化は、病的だ。日本人は自覚がない。骨のない軟体動物人間ばかりになってしまった。肉食人間が増えない限り、日本では政権交代なんて起きない。来年も政権交代は起きないであろう。ずるずる安部政権が続くだろう。運命を変えられる者、物とは何なのだろうか。自然災害によるがれきと餓えの中で日本人は目覚めるかもしれない。