東京、いい天気です。しかし、気候は何か変なのです。私は渋谷区に住んでいますが、街路樹のイチョウの葉がまだ青青として落ちてこない。驚く事に、花壇には夏の花として代表的なマリーゴールドが黄色の花を咲かせています。気象庁も今年は東京に木枯らしが吹かないと、発表していました。年々、冬の訪れが遅くなり、冬の期間が短くなるようです。戦前には、12月になれば落葉樹は葉を完全に落としていたように思います。温暖化がひしひしと地球の生理を狂わしているようです。私の家でもガスストーブやエアコンを使用し始めましたが、早朝の1時間ぐらいです。東京は暖かいのです。今の時点でマリーゴールドが咲いてるのは、異常でしょう。このまま何も対策もせず、温暖化が進めば東京でバナナが自生するかもしれません。夏の平均温度が40度と予想されてるのですから。温暖化の原因は人間による大量の二酸化炭素の放出でしょう。産業革命以来、人間は、生活を豊かにするために石炭や石油などの化石燃料を大量に使用し始めました。それが自然の生理を狂わしてしまったのです。地球は過去において寒くなったり、暖かくなったりしてきましたが、寒暖の差が非常なスピードで起きています。100万年で1度なら許容な範囲でしょう。しかし、100年で1度の上昇では急速すぎる。生物の生理的適応が間に合わない。100年後には極地の白熊やアザラシは絶滅しているでしょう。人間も水不足や食料不足で困難に直面するでしょう。今でも人間界では争いが多いですが、さらに争いは多くなるでしょう。人間とは、何者なのでしょう。ガンみたいな存在になってしまったようです。人間は己の欲望のために、地球の生態を壊し地球を死の星にしようとしています。ガンがどんどん増殖すれば、人間は死んでしまいます。そして、栄養取れなくなってガンも死んでしまうのです。人間というガンがどんどん増殖すれば、地球は死ぬのです。そして、自然に依存している人間も死んでしまいます。簡単な論理です。今のまま二酸化炭素の大量排出や環境破壊が進めば、人間は絶滅するでしょう。元々、人間は戦争大好き動物ですから、核兵器や近代の優れた兵器は人間の大量殺人を可能にしています。今こそ人間の生き方を変えなければいけません。人類絶滅の瀬戸際まで来ています。地球は、人間のためにだけに存在してるのではありません。水も、空気も、土も、木も、草も、地球に存在している物はすべて自然の摂理によって存在しているのです。人間だけが自然の摂理を壊しています。自然に対しての敬いを忘れた人間には、神は罰を与えるでしょう。すでに与え始めてる。後戻りできない。人間の欲望には、限界がない。人類絶滅の時、人間は何を思うのだろうか。後悔と反省か。すでに遅しだ。