日本では未だにわけのわからない不条理がまかり通っているようだ。伊藤詩織さんがレイプ被害を受けたと、訴えた東京地裁裁判で勝訴した。裁判所はレイプの事実を認めた。伊藤さんにとって、裁判で事件の詳細を語る事は、事件を思い出し、悪夢がよみ返えるのではないか。よく言うセカンドレイプだ。聡明で勇気のある女性だから裁判に訴える事ができたのだ。レイプ事件は多くの場合、泣き寝入りだ。恥ずかしいし、訴えても、証拠の保全、認定が難しいからだ。この事件はおまけがついた。レイプという女性にとって許しがたい行為だけでなく、権力側からの介入が疑われるのだ。刑事事件にはならなかった。捜査した高輪署は、成田空港で準強姦罪で逮捕寸前の強姦容疑の有名ジャーナリスト、山口を逮捕できなかった。なぜなら、警視庁からの一本の電話で逮捕が取り消されたのだ。警察までが安部に忖度、犯罪をもみ消すのだ。山口は安部総理をよいしょと持ち上げるので有名なジャーナリストだ。権力側の介入があったのではないか。検察も不起訴処分だ。レイプした極悪野郎は刑事事件にもならず、堂々と社会生活を送り、レイプされた伊藤さんを逆に名誉棄損で裁判に訴えてる。民主主義国家でこんな不条理が許されるのか。権力者のお気に入りは、悪い事をやっても、見逃されるのだ。日本はいい国です。だから、みんな安部にすり寄ってゴマをするのです。こんな卑劣なレイプ事件があったのに、日本では大規模な抗議デモは起きない。世界では、社会的に注目される性犯罪には、大規模デモが起きる。日本人の政治問題や社会問題に対しての意識が低すぎる。日本人の頭の中は、食い物と芸能と美容ぐらいしかないようだ。不条理に対して戦う気はないようだ。山口は高裁に控訴した。合意があったと、主張しています。こんな言い訳、通じるのか。幸い、超党派で国会議員が安部側の介入があったのか、追及するようです。山口と安部を徹底的に追及すべきだ。女性にとってレイプは、誰でも起きうる事だ。真剣に考えなければならない。明日は我が身だ。日本における正義とは何なんだ。強姦という最低の犯罪さえ、権力者の介入、干渉で法を捻じ曲げ無罪にしようとするのだ。この事件は国家権力による犯罪だ。真の法と正義の裁きを山口には受けさせるべきだ。法を捻じ曲げた権力と警察、検察も法の裁きを受けるべきだ。