アニメテロ バリケイト伊東

　　また、衝撃的事件が起きた。京都でアニメ制作会社が放火され３３人の命が失われた。４０ℓものガソリンをまき火をつけるとは、異常極まる。犯人は４１歳の男だ。動機は何なのだ。本人もやけどを負い入院した。相当アニメ会社に恨みを抱いてたようだ。具体的にどのような恨みなのだ。私はまったくアニメを見ない。被害を受けた会社がどんな作品を制作していたのか知らない。政治的作品を作っていたのか、それで政治的反対の理由でテロを行ったのか。報道によると、ぱくられたと犯人が警察にしゃべっていたようだ。自費出版した作品やネットに公表した作品がアニメ会社に盗用され、恨みをいだいたのか。良く有名作家すら盗作をするのだ。仮に盗作されても、放火して３３人を殺すとは、犯人の異常な人間性が見える。裁判に訴えて解決する方法があるのではないか。直接的に暴力に訴えるのは、良くない。この種の事件が日本では次から次へと起きてくる。川崎での引きこもり男の子供への殺傷事件がこの前起きたばかりだ。個人の病理というより、社会の病理なのだ。日本は閉塞と虚構のくそだまりで腐るだけだ。警察は真実を追求すべきだ。亡くなられた方のご冥福を祈ります。負傷された方が早く回復されるように祈ります。

愛悶々 バリケイト伊東

　　愛が始まる　　
　　愛が終わる　　　
　　人生の始まりに愛を見る　　　　　
　　人生の終わりに愛を見る　　　　　
　　愛に裏切られても、愛された思い出は残る　　
　　愛に裏切られても、愛した思い出は残る　　
　　愛が輝く時、星も輝く　　　　
　　宇宙に愛が充満する　　　　　
　　地球に愛が誕生する　　　
　　人間に愛が宿る　　　　
　　水に、空に、大地に愛が宿る　　　
　　愛が消えた水、空、大地に憎しみが宿る　　　　
　　戦場から愛が消えた　　
　　兵士の家族の愛は届かず、兵士は殺された　　
　　血で汚れた大地に愛の花が咲く　　
　　愛に満ちた花を戦車が踏みつぶす　　
　　夜の月が恋人達に愛をささやく　　
　　星が愛をささやく　　
　　愛が時間を作る　　
　　時間が愛を壊す　　　
　　愛と憎しみの間に虚無が漂う　　
　　虚無の谷間に愛が誕生する　　
　　永遠と瞬間が交差する時、愛が誕生する　　　
　　永遠に瞬間が飲み込まれる時、愛が壊れる　　
　　虚無の大海に愛と憎しみが漂う　　　
　　宇宙の始まりに愛を見る　　
　　宇宙の終わりに愛を見る　　　　　
　　　　　　
　　　　　
　　　　
　　　　　
　　
　　　　
　　

戦場哀歌 バリケイト伊東

　　戦場に歌う
　　戦場に泣く。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　戦場に笑う。
　　戦場にちびる。
　　戦場にカラスが舞う。
　　戦場の豚は人間の死肉を食う。
　　戦場の餓えた野良犬は人間を襲う。
　　戦場に赤い花が咲く。　　　　　　　　
　　戦場の無数の死体の上に土砂降りの雨が降る。　　　　　　
　　戦場の廃墟に雪が降り続ける。　　
　　戦場に若い女がさまよう。　　　　　　
　　戦場に消えた兵士のメガネが散乱する。　　　　
　　戦場の地雷を踏んだ豚が吹っ飛ぶ。　　
　　戦場に舞うカラスが散乱した豚肉を食う。　　　
　　戦場の子供は食べ物を求めてさまよう。　　　　　
　　戦場の野良犬は子供の後を追う。　　
　　戦場に子供の泣き声が響く。　　　　　　　　
　　戦場の犬、豚、カラスが子供の死体に群がり食い漁る。　　　　　
　　戦場に子供の母親の悲鳴が響く。　　　　
　　戦場に夜が訪れる。　　　　
　　戦場の夜に亡霊がさまよう。　　　　　　　　　　
　　戦場を月が照らす。　　　　　　　　　　
　　戦場の狼が月に向かって吠える。　　　　　　　　　　　
　　戦場にキリストが現れる。　　　　　　　　
　　戦場のキリストの目から涙があふれる。　　　　
　　戦場に歌う。　　　　　　　　　　　
　　戦場に泣く。　　
　　戦場に笑う。　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ストリップショウ バリケイト伊東

　　東京、またも雨だ。厚い雨雲が空をおおってる。楽観的な私でもうつになる。太陽よ、顔を出せ！日本の古代の神話で、太陽神の天照大神（アマテラスオオミカミ）が洞窟内に隠れて世の中が真っ暗になってしまった。人々は困って、アマテラスを洞窟内から出させようと苦心した。アマテラスは男の神様だから、女性にストリップをさせれば洞窟から出てくるのではないかと案を練った。ある若い女性に、洞窟をふさぐ巨大な岩の前で全裸でストリップをやってもらった。アマテラスは男なのだ。すけべ心に火がついた。女の裸見たさにのこのこと、巨大な岩をどけて出てきた。そして、世の中に太陽が戻った。今なら誰にストリップをやってもらうかだ。お笑い芸人女子に江の島の浜でストリップをやってもらったら、太陽が出てくるかもしれない。笑い神降臨だ。今の日本には、アマテラスのような世を明るく照らす政治家はいない。世を暗くするような政治家ばかりだ。女の裸を見たがるスケベ、セクハラ政治家はいても、真に世を明るくして、導くような政治家はいない。暴力を振るうスサノオノミコトみたいな政治家ばかりだ。総理大臣の安部は、スサノオの遺伝子を持ってるようだ。小心な割にはやってる政治はひどい。国民の苦しみがわかっていないようだ。多くの国民も安部を太陽神のアマテラスと勘違いしているようだ。安部はとんでもない悪神だ。日本の幸福と平和のためには、安部を二度と出れないように洞窟内に閉じ込めておけばいい。

太陽 バリケイト伊東

　　東京、月曜日の朝を迎えた。また雨だ。太陽はどこに行ったのだ。夏らしく太陽が強く地表を照らさない。気持ちまで萎える。自然相手に文句を言っても、しょうがない。生産性は全体的にさがる。人は寒くて海にも行かない、、アイスクリーム、ビール、清涼飲料水も売れない。夏の人間的欲望が落ち、生産の活性度を下げてしまう。資本主義のエネルギー源は人間の欲望だ。あるところで活性度が低くなっても、あるところで活性度が高くなる。雨が降り続けば、傘が売れる。タクシーを利用する頻度が高くなる。全体的にはバランスを取るようだ。政治にも天候は影響する。雨が降ると、投票所に行きたくなくなる。今の参院選挙には、この長雨はマイナスだ。投票率は確実に下がる。それでなくても、日本では政治に関心がない人間ばかりだ。日本の政治は腐るばかりだ。長雨が続くと、カビが増殖するように政治的腐敗がはびこる。安部の長期政権は、長雨のような陰湿な政治的虚構だ。安部に対しての忖度政治、萎縮、ごますり政治では政治は腐るばかりだ。安部が外国の独裁者のように絶対的に強いわけではない。野党があまりにも弱い。選挙戦略でいつもつまずく。野党が太陽にならなけれならないのだ。安部を太陽の熱で干し、安部的世界をを増殖させないようにしなければならない。国民にとっても、輝く太陽でなければならない。安心、希望、豊かさの実感を与える野党でなければならない。皆さん、選挙には行きましょう。