4日の夜も、パソコンの復旧作業をしていました。
でも駄目っぽい。
パソコンは計算しても計算しても答えが出ないようだ。
待ち時間が長い。
その待ち時間に、神林長平の小説『敵は海賊 海賊の敵』を読んでいました。
崇拝者によって神へと祀り上げられた宇宙海賊のヨウ冥は、ヨウ冥教を叩き潰すと決意する。
一方、広域宇宙警察・海賊科の刑事ラテルとアプロは宇宙フリゲート艦で人工知生体のラジェンドラと共に、ヨウ冥教の信者となった青年の捜索の依頼を受けるのだが……。
この『敵は海賊』シリーズは、何者かが記述している形態をとることが多いのですが、今回は人工知生体・ラジェンドラが記述している形態となっています。
人ではないラジェンドラがラテルやアプロや周囲の世界をどのように観ているのかが垣間見えて面白いです。
他者とのコミュニケーションが通じているようで通じていないけどでも通じているような会話は相変わらず健在。
面白かったです。