狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

事件は会議室で起きている。

2013年02月22日 18時02分46秒 | その他の日記




 本日の倉敷は晴れたり曇ったりしていましたよ。
 最高気温は九度。最低気温はマイナス一度でありました。
 明日も予報では倉敷は晴れとなっております。




 今まで、デジタルカメラのレンズが欲しいよ熱が高まるたびに私は消火活動に勤しんでいました。
 理由は、「新しいレンズを買ったところで使いこなせるのかい?」という不安があるからです。
 良い性能のレンズを使ったところで私の腕前では性能を引き出せないであろうという気がしていたのです。
 「性能の違いが戦力の決定的差でないということを教えてやる!」とシャア様に叱られそうな気がして、デジタルカメラを買ったときに付いていたレンズを使用していたのです。

 しかし今回のデジタルカメラのレンズが欲しいよ熱はかなりひどく、一時は「AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G」を買おうと決意を固めていました。
 (「AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G」と迷ったんだけどね。いきなりマクロレンズにチャレンジするのは無謀と思ったのです)

 私の脳内評議会で「デジタルカメラのレンズが欲しいよ派」は、「給料のすべてを本につぎ込め派」と「貯金をすべし派」の抵抗を跳ね除けて予算のぶんだくりに成功していたのです。
 あとは購入の期日を決めるだけになっていたのです。
 しか~し! 
 先日、「『ジョジョの奇妙な冒険』を全巻大人買いしようぜ派」が私の脳内評議会に突如乱入して私の脳内評議会は大混乱に陥りました。
 評議会の混乱の隙を付いて「自転車を新車にしたいのですがどうでしょう?派」も乱入してきて予算編成は一からやり直しとなりました。

 全てを得ることはできません。
 何かを得ようと思ったら何かを諦めなければなりません。

 私の脳内評議会の議員どもはあんぽんたんばかりだからなぁ。
 結論が出るまで時間がかかりそう。


 まだまだ、「AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR」と「AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR」を使うことになりそうです。
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『ぼくのメジャースプーン』/辻村深月

2013年02月22日 15時12分22秒 | 小説・本に関する日記





 昨日の夜は、辻村深月の小説『ぼくのメジャースプーン』を読んでいました。

 主人公は小学4年生の男の子。
 通っている小学校で飼っているうさぎ達が切り刻まれて殺される。
 うさぎ達を人一倍かわいがっていたクラスメイトのふみちゃんは、うさぎ達が殺されたこと&うさぎ達を殺した犯人に心無い言葉を投げつけられたことで心を閉ざしてしまう。
 主人公の男の子はうさぎ達を惨殺した犯人に復讐することを決意するのだが……。

 主人公の男の子は特殊な能力を持っていてそれを使えば人を思うままに扱える。
 しかしそのことに恐れを持っていて、安易には使わない。
 罪とは? 罰とは? 復讐とは? 命とは? そして愛情とは? 
 大人でも答えが出せないような問題に挑む健気な男の子のお話です。

 私、冒頭から感情移入しっぱなし。
 うさぎを殺すなんて! うさぎを殺すなんて! うさぎを殺すなんて! 
 しかも面白半分の悪戯で自己顕示欲の為にうさぎを殺すなんて! 
 物語であることはわかっているのですが、冷静でいられず。
 落ち着け! どうどう。と、しばし中断を挟みながら読んでいました。

 私が主人公の立場だったらどうしただろう? 
 私が考えた特殊能力の使用案は初っ端で否定されていました。
 まだまだだな、私。

 面白かったですよ。
 心に残るお話でありました。
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