狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

お酒呑む人 花ならつぼみ 今日も咲けさけ 明日も咲け。

2014年03月31日 18時48分29秒 | 季節の御挨拶



 本日3月31日は、第六次対仏大同盟がパリに入城してナポレオン戦争が終結してナポレオンが捕えられた日で、アメリカと江戸幕府の間に日米和親条約が結ばれて下田・函館が通商港とされた日で、アメリカ合衆国がデンマーク領西インド諸島を2500万ドルで購入してヴァージン諸島と改称した日で、アメリカ映画製作配給業者協会が映画の検閲制度「ヘイズ・コード」を制定した日で、共産主義者同盟赤軍派が日本航空機よど号をハイジャックした日で、東欧の民主化とソ連の崩壊によってワルシャワ条約機構が軍事機能を完全に停止した日で、山一證券が自主廃業に伴い営業を終了した日です。




 本日の倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は十五度。最低気温は八度でありました。
 明日も予報では倉敷は晴れとなっております。


 今日で弥生も終わり。
 明日から卯月ですね。
 春の柔らかな日差しが日一日と暖かさを増します今日この頃。
 皆様、如何お過ごしでしょうか?
 遠慮がちですが「ほけきょ?」という鳥の囀りが聴けるようになってきました。
 春の鳥達は倉敷に来ているみたいですね。
 でも春とはいえ朝夕はまだ冷え込みます。
 皆様、どうか御自愛下さいませ。
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『アシュラ』

2014年03月31日 16時46分17秒 | 映画・ドラマに関する日記


 昨日の夜は、アニメーション映画『アシュラ』のDVDを観ていました。


 15世紀中期。
 洪水や旱魃による飢饉と応仁の乱で荒野と化した畿内。
 妊娠した女が子供を産み落とす。女はその子供を可愛がるが、飢えに耐えかねて子供を食べようとする。
 子供を焼き殺そうとした時、女は我に返りその場から逃げ出す。

 数年後、その子供は生き抜いて人里に現れた。
 その姿は獣同然の生活をしていてで喋ることもできない。
 その子供に偶然出会った法師は、その子供に念仏を教え、「アシュラ」という名前を与えた。
 領主の子供を殺して追われていたアシュラは少女・若狭とも出会う。
 アシュラは、若狭に匿ってもらい若狭から言葉を教えてもらい、人間性を備えていく。
 しかし、若狭が暮らしている村に洪水による飢饉が起こり、村の人々は飢えて人間性を失っていく。
 アシュラを追う領主は村人達に総動員でアシュラを捕まえろと命じて……。



 時代物のアニメは汚れの表現が難しいので妙に綺麗過ぎる着物とかが出てきたりするのですが、この映画ではエフェクトをかけて見事に汚れを表現しています。
 着古した着物感やお風呂に入ったことのない人物の汚れた顔の感じや汗や埃や泥に塗れた感が出ています。
 デジタルを使えばこんなことが出来るのですね。
 驚きました。

 内容はハードです。
 現実に何度もあったであろう極限状態を舞台にして人間を描いています。
 絶望と苦しみと悲しみの果てにちょっぴりと希望と救済。
 ハードな場面が出てくるのでお子様に見せるには注意が必要ですが、面白かったですよ。
 お勧めです。
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