時がもたらすものが何であれ、贈り物として受けよ。

　本日２月１日は、モンゴル帝国及びその属国である高麗王国によって二度に亘り行われた対日本侵攻・元寇のきっかけとなるモンゴル帝国の使者が通交を求めて来日した日で、アメリカ合衆国大統領エイブラハム・リンカーンが奴隷制全廃を定めるアメリカ合衆国憲法修正第１３条に署名した日で、第二次日韓協約に基づいて大韓帝国の外交権を掌握した大日本帝国が韓国統監府を開庁した日で、ポルトガル王カルルシュ１世が暗殺され襲撃に巻き込まれた王太子ルイス・フィリペが王位に就くも２０分後に死亡し実弟のマヌエルが王位を継承した日で、徳富蘆花が一高弁論部大会で「謀反論」を講演した日で、山川均・大内兵衛・美濃部亮吉ら労農派教授グループ約３０人が検挙された日で、毛沢東が「文化人の問題・我々の立場の問題・それらの学習の問題を解決しなければならない」と談話し１万人以上もの人民が殺害された整風運動がはじまった日で、イランのアヤトラ・ホメイニがパリでの１５年間の亡命から帰国した日で、ＳＴＳ-１０７スペースシャトルコロンビア号がテキサス州上空で空中分解した事故があった日です。

　今日から２月ですね。

　本日は倉敷は晴れていましたよ。
　最高気温は六度。最低気温はマイナス一度でありました。
　明日は予報では倉敷は晴れたり曇ったりするとなっております。


　さて今日は２月に入ったので１月のお給料を何に使っちゃおうかな？　と考えておりました。
　私の脳内には『お給料は全て本に注ぎ込め！』と叫ぶ莫迦が一匹いますが、こんな莫迦と付き合っていたら身の破滅となるので即退場を願いました。

　先月は遊んでいないのにお金を使っています。
　体調を崩したのでお薬代とサプリメント代で思わぬ出費をしています。でもってお仕事をかなり休んでいる。orz。
　まずはその出費の補填をせねばならない。
　次に、口座から自動的に引き落とされるお金、１ヶ月生きていく上で最低限必要なお金、何かあった時の為の予備費、毎月決めてある貯金額、それらを確保する。
　残りが今月自由に使えるお金。思った以上に少ない。非常に厳しい。
　寒さが身に沁みる２月となりそう。

　いやさ。それでも生きていかなければならない。
　が、頑張ります。

『バードシャー テルグの皇帝』

　昨日の夜は、映画『バードシャー テルグの皇帝』のＤＶＤを観ていました。


　主人公のラオは子供時代から警官になりたいと考えていた。
　ある日、マフィアのボスであるサードゥ・バーイが計画した爆弾テロ事件に兄が巻き込まれて死んでしまう。
　ラオは兄の仇を取るべく警察官に志願するが、死んだと思われていた父親がマフィアのボス、サードゥ・バーイの手下であることから警察官に採用されることはなかった。
　しかし、警察のある人物がラオの正義感を見込んでラオに潜入捜査を依頼する。
　ラオは香港にいるサードゥ・バーイの組織に潜り込んでサードゥ・バーイの捕縛の機会を狙う。のだけれども……。

　監督は、シュリーヌ・ヴァイトラ。
　出演者は、N・T・R・ラオ・ジュニア、カージャル・アグルワール、ケリー・ドルジー、ナブディープ、など。

　インド映画です。



　インド映画を観ているといつも驚かされてしまいます。
　「リアリティなど犬にでも喰わせてしまえ！」と言わんばかりの描写や展開。勢いで突っ走ってしまう。でも面白い。
　何なのだろ？ これは。

　シナリオはね。下手です。それ以前に構成が悪すぎる。
　でもってこの映画は統一した雰囲気が無くてモードがいきなり切り替わってしまう。
　コメディなの？ シリアスなの？
　能天気さとハードボイルドな緊迫感がごちゃまぜ。
　しかもハードな状況に能天気なキャラクターをぶっこむから、わけわかんなくなってしまう。
　主人公はありえないほど無敵だし。緊迫感が最高潮になるはずのアクションシーンのはずなのに主人公が暴れ出すとあまりの無敵ぶりに安心してしまう。
　相変わらず歌とダンスがいきなり始まるし。
　もう私、観ていて振り回されっぱなし。

　でもね。この振り回されてしまう感覚が私、快感になりつつあるんだよね。
　シリアスモードで統一すればそれなりに面白いハードボイルドものになるし、コメディで統一するとやはりそれなりに面白いコメディになると思うのだけれども、その２つをごっちゃ混ぜにしてしまう。
　普通はしないよ。そんなこと。

　外連味たっぷりテンコ盛り。長回しすべきところとカットすべきところを明らかに間違えている。莫迦莫迦しい小道具を平気な顔で入れてくる。
　面白いと思ったものをとにかく盛り込んでサービスたっぷり。

　振り回されっぱなしで面白いと言ってよいのか分かりませんが、あえて言おう。
　面白かったです。