木五倍子（キブシ）その７。

　本日２月２２日は、上御霊神社周辺で御霊合戦が起こった日で、板垣退助が大阪で政治団体・愛国社を結成した日で、竹島が島根県に編入された日で、前年結成の日本社会党に対し結社禁止命令が出された日で、反ナチス・ドイツ運動「白いバラ」のメンバーに対する裁判で反逆罪により死刑判決が出されて即日に処刑が執行された日で、築地八宝亭一家殺人事件が起こった日で、成田空港建設予定地で第１回行政代執行が開始されて反対同盟と機動隊が衝突した日で、佐賀県の吉野ヶ里遺跡で弥生時代後期の国内最大規模の環濠集落が発見された日で、スコットランドのロスリン研究所が世界初の哺乳類の体細胞クローンである雌羊・ドリーの誕生を発表した日で、竹島の日で、猫の日です。

　本日の倉敷は雨が降ったりやんだりしていましたよ。
　最高気温は十四度。最低気温は六度でありました。
　明日も予報では倉敷は晴れたり曇ったりするとなっております。



　上の写真に写っているお花は、「木五倍子（キブシ）」です。
　木五倍子（キブシ）のお花に関しては、２０１４年３月４日の記事や２０１３年３月２５日の記事や２０１２年１月２８日の記事や２０１１年３月２５日の記事や２０１０年３月２４日の記事や２００９年２月２７日の記事もよろしかったらご覧くださいませ。
　２０１４年と２０１３年と２０１２年と２０１１年と２０１０年と２００９年の木五倍子のお花の記事です。




　木五倍子のお花の花言葉は、「待ち合わせ」或いは「嬉しい出会い」であります。

『彼氏彼女の事情』文庫版第６巻／津田雅美

　昨日の夜は、津田雅美の漫画『彼氏彼女の事情』の文庫版の第６巻を読んでいました。

　第６巻は、
　一馬とつばさのお話の続きと瀬名りかのお話。
　その後、高校３年生となった雪野達のお話となります。

　登場人物達は今後の進路をめぐって不安や希望で溢れています。
　そして遂に有馬総一郎君の本性が顔を出す。
　優等生の仮面を被って優等生の性格が本性になりかかっていたけど、心の奥底にあった醜い部分が抑えきれずに吹き出てくる。
　な、何だかこの先ヘヴィなお話になりそうな……。

　有馬くんの周囲に性格的に男前な少女達をたくさん配置しているのだけれども、彼女達は有馬くんの本性にどう対峙するのかな？？
　そして有馬くんは心の奥底に沈めていた醜くて激しい自らの気性とどう向き合うのかな？？　

　今巻も面白かったですよ。
　続きが楽しみです。

一切の書かれたもののうち、私はただその人がその血をもって書いたものだけを愛する。

　皆様、こんにちは。
　先日、映画『風立ちぬ』をＴＶで放送していることに気が付いていなくて見逃してしまい、「しまったあぁぁぁぁぁ！！！」と凹んでいる狐でございます。
　普段、ＴＶを観なくなって新聞のＴＶ欄を読まなくなったから、観たい番組があっても見逃してしまうことがしばしばあります。
　『風立ちぬ』はレンタルＤＶＤ屋さんでＤＶＤを借りてきて観ることにしませう。

　ただ、私、宮崎駿監督の作品って苦手なんす。
　面白いとは思うのです。面白いとは思うのですが、宮崎駿監督って御自身の欲望とかエゴとか願望とか理想とか皮肉とか批判とか毒のある部分とかをかなりストレートに出す監督さんで宮崎駿監督の欲望とかエゴが出ているところってかなりどぎついのでくらくらしてしまうのです。
　物語の整合性よりも欲望や願望をフィルムに定着させることを優先するタイプなので、観る側は宮崎駿監督の欲望や願望を作品の中で見つけやすい。
　そしてそれらは物語とはあまり関係無いケースもあったりするのですが、観る側はそれに気が付いたとしてもスルーして脳内補完をしながら観なければならない。
　そして能天気なお話の中に猛毒を平気で仕込んでくる。

　それらを楽しめばよいとも思うしそれらを無視して単純に楽しんでもよいとは思うのだけれども、私は気になって気になって楽しめなくなってしまう。orz。

　面白いとは思うのです。面白いとは思うのですよ。
　でも時々、宮崎駿監督は宮崎駿監督の作品を観ている人の事が好きではないのかもしれないと宮崎駿監督の作品を観ていると思う時があって私は辛くなったりするのです。

　『風立ちぬ』は噂で「宮崎駿が開き直った」と聞いているので、「観なきゃ」と思っているのです。
　でも観るのは怖いなぁ。
　狂気すれすれの欲望や願望を曝け出してしまう監督さんの作品は怖いっすよ。（庵野秀明という監督さんもその意味では似ているタイプで怖いっす。）
　でもそれがないと面白くないし。う～む……。


　なので「観なきゃ」と思いつつ「怖いなぁ」とびびってしまってレンタルＤＶＤ屋さんでまだ観ていない『崖の上のポニョ』と『風立ちぬ』をスルーしている今日この頃なのでございます。