狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

忘るなよ薮の中なる梅の花

2015年02月07日 18時46分58秒 | 職場に関する日記



 本日2月7日は、足利義満が正式に室町幕府第3代将軍に就任した日で、江戸幕府が吉原遊郭を日本橋から浅草千束へ移転させた日で、アメリカ合衆国憲法修正第11条の批准が成立した日で、日露和親条約が締結された日で、太政官布告「復讐ヲ嚴禁ス(敵討禁止令)」が公布された日で、中島久万吉商工相が13年前に書いた文章の中で逆臣・足利尊氏を礼讃しているとして貴族院で追求された(9日に辞任)日で、アメリカが北ベトナム爆撃を開始した日で、スイスで国民投票により女性参政権が承認された日で、グレナダがイギリスから独立した日で、ソ連共産党中央委員会が共産党一党独裁制の放棄を採択した日で、北方領土の日で、フェブラリー・ダンのお誕生日で、エアリス・ゲインズブールのお誕生日で、佐伯夏子のお誕生日で、ジョナサン・ジョースターがお亡くなりになった日です。

 本日の倉敷は晴れたり曇ったりしていましたよ。
 最高気温は八度。最低気温はマイナス一度でありました。
 明日は予報では倉敷は曇り時々雨なっております。お出かけの際はお気を付け下さいませ。





 少し前に、勤め先の店主がお店の庭に小鳥用の餌場を作りました。
 その餌場を巡ってメジロvsムクドリの餌場争いが繰り広げられるようになりました。
 さらにメジロvsムクドリの争いに猫様(多分野良)が乱入しています。
 メジロが餌場にやって来て餌を啄み、餌を食べているメジロを体の大きいムクドリが追い払い、ムクドリを見た猫様が良い獲物だと思ってムクドリを狙い、猫様を見つけたムクドリが慌てて逃げ、ムクドリが逃げたのを見てメジロが餌場にやってくる。

 う~む。弱い者が餌場から放逐されるのだけれども、弱い者は強い者の隙を突いて餌を確保する。
 野に暮らす者はしたたかでありますなぁ。と思いながらメジロvsムクドリの餌場争いを見ているのであります。

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『おろしや国酔夢譚』

2015年02月07日 13時22分46秒 | 映画・ドラマに関する日記



 昨日の夜は、映画『おろしや国酔夢譚』のDVDを観ていました。

 天明2年・西暦1782年。
 伊勢から江戸に向かっていた神昌丸は嵐に遭って舵を失い漂流する。
 8ヶ月の漂流後にロシア帝国内のアムチトカ島に流れ着いた。
 彼等は現地のロシア人達や原住民達に保護されるが、帰国の目途が立たない。
 漂流民を管轄する役所に直訴する為、彼らは自分達で船を作り、オホーツク海を渡る。
 のだけれども……。

 監督は、佐藤純彌。
 出演者は、緒形拳、西田敏行、川谷拓三、三谷昇、沖田浩之、米山望文、加藤和夫、金内喜久夫、児玉謙次、平野稔、頭師孝雄、竹村健、オレグ・ヤンコフスキー、マリナ・ヴラディ、江守徹、など。

 井上靖による同名の長編小説を映画化した映画です。
 原作はまだ読んでいないっす。


 大黒屋光大夫のロシアでのエピソードは何となく知っていたので結末も何となく分かっていたのですが、物凄いお話でありますね。
 意外と多くの日本人がその当時にロシアに漂流していたとかロシアに日本語学校があったとか。ちょっと吃驚。
 大黒屋光大夫が女帝エカチェリーナ2世に謁見するシーンは素晴らしい。
 自身も異国人であるエカチェリーナ2世はもう故国に帰ることはできない。ロシア人になろうと頑張ってきた。彼女自身は故国に帰りたいとは言えない。でも故国に帰りたい願う者の気持ちが分かる。未知なるものに興味津々で好奇心旺盛。威厳に満ちていて聡明。これらが短い時間で全て表現されています。
 大黒屋光大夫は故国に帰る許可を得る最大の機会でその必死さが見事に表現されています。

 アムチトカ島からサンクトペテルブルグまでのロードムービとも言えますね。
 歴史に詳しくなくても楽しめる作りです。
 ちょっと駆け足気味なのが残念ではあるのですが、このお話は多分まともにじっくりと描こうとすると物凄く長い時間が必要となりそうなので、仕方がないと思いますよ。

 面白かったです。

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