狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

千日の稽古を鍛とし万日の稽古を練とす。

2015年02月16日 21時11分05秒 | VSの日記




 本日2月16日は、菅原道真が大宰府へ向けて出発した日で、東京気象台が日本初の天気図を作成した日で、ロシア帝国領となっていたリトアニアでリトアニア協議会が独立を宣言した日で、衆議院予算委員会でロッキード事件の証人喚問を開始した日で、京都議定書が発効された日です。

 本日の倉敷は曇り空でありました。
 最高気温は九度。最低気温は四度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れたり曇ったりするとなっております。






 昨日の夜、友人に「クリスマスもバレンタインデーも華麗なステップで見事にスルーするとは如何なる存念かお聞きしたい」と尋ねられました。
 「このまま孤独という荒野をひた走るおつもりですか? 将来のことをどう考えているのですか?」とも訊かれました。
 そういえば昨年も同じことを尋ねられました。さすが私。進歩が無い。見事だ。
 「クリスマスはともかくとしてだ。ばれんたいでーは病で臥せっていたのでどうすることもできなかったのだよ」と今年は言い訳があったので言い訳しました。
 すると友人は「愚かな奴よ。重要なのは本番の日ではなく日頃の準備なのだよ」と仰せになる。「君はその準備を怠りなくしていたのかね?」

 ぐぬぬ。
 ヴァカめ! この私が日頃から将来のことを考えて行動していると思うか! 愚か者め! 貴様の目は節穴か!
 と言いたかったのですが、昨年に同じことを言ってぐーで殴られているので止めときました。逆切れだし。みっともないし。

 よいではないか。別にカップリングされなくても。
 よいではないか。軟弱なる催し物にそっぽを向いても。このような事はなるようにしかならないのだよ。
 軟弱なる催し物を目にして私は、カップリングされても良いしされなくても良い、では駄目なのか? と商店街の中心で声を大にして主張して叫びたい!
 世の恋愛至上主義者どもに異を唱え軟弱な風潮に異議を申し立てたいと思っている所存です!

 がしかし、そのような事を声を大にして主張したところで所詮は非モテ人間の戯言で遠吠えとしか捉えてもらえないし、事実、非モテ人間の戯言で遠吠えにすぎないのは重々承知しているので、商店街の中心でそのようなことを叫ぶのは我慢している次第でございます。

 そう我慢です。我慢値100を目指して家康を追い落としていずれ私は天下を取るのです。

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『電脳コイル』DVDの第7巻と第8巻

2015年02月16日 16時33分32秒 | 映画・ドラマに関する日記





 昨日の夜は、アニメーション『電脳コイル』のDVDの第7巻と第8巻を観ていました。

 
 電脳と呼ばれる技術が一般に普及している近未来。
 電脳メガネと呼ばれるメガネ型のパーソナルコンピューターが世界に普及していて電脳世界を現実世界に重ねて表示して操作できるようになっている。

 小学6年生の小此木優子(ヤサコ)は、金沢市から大黒市に引っ越してきた。
 大黒市は、古い神社がたくさんある古都であると同時に最新の電脳設備を備える特別行政区。
 市内には古い電脳空間がたくさん残っていて電脳に関する奇妙な事件が多発していてメタバグと呼ばれる役に立つ電脳物質が取れる。
 電脳絡みのオカルトじみた様々な都市伝説が流行している……。

 ヤサコは幼い頃の奇妙な記憶を持っている。
 「4423」と名乗る不思議な男の子と神社のような所で出会って……。


 第7巻は、

 第18話「異界への扉」
 イサコが暗号式で開けた謎の電脳空間「通路」に歩み寄るハラケン。
 ハラケンはそこで1年前に交通事故で亡くなったカンナの幻を見る……。

 第19話「黒い訪問者」
 ハラケンの心の傷に触れてしまい悩むヤサコ。
 落ち込む彼女を心配してフミエは、ヤサコの家に泊まる。
 その夜、ヤサコの家が突如停電して電脳霧が発生する。
 家の中に「通路」が開き、イリーガルが現れてイサコの妹・京子の電脳体を連れ去ってしまう。
 さらにイリーガル達はヤサコとフミエに襲い掛かってきて……。

 第20話「カンナとヤサコ」
 メガばあの助言で京子の救出に成功したヤサコとフミエは、イリーガル達のいる家から強行突破して脱出しようとする。
 イリーガルに襲われたヤサコとフミエを救ったのは、駆け付けたメガばあとおばちゃんだった。
 その頃、ハラケンはカンナと再び会う為、「通路」の中に入る。
 それは電脳体と生身の体を切り離す危険な行為で……。


 第8巻は、
 第21話「黒いオートマトン」
 夏休みが終わる。ヤサコ達が通っていた小学校は駅ビルに移転して第1小学校と統合される。
 見知らぬ校舎や見知らぬクラスメイトに生徒達は浮ついていた。
 イサコは第1小学校の生徒だったクラスメイトに嫌がらせを受けるようになる。
 悪い噂を流されてイサコは完全に孤立してしまう……。

 第22話「最後のコイル」
 信じていた者に裏切られ、新型サッチーに追われるイサコ。
 ヤサコはそんなイサコを小此木家に匿う。
 イサコは、京子から不正規空間に長く晒されてバグの出ていたヤサコの電脳ペット・デンスケの治療を頼まれる。
 イサコはデンスケが普通の電脳ペットのプログラムではないことに気が付いて……。

 第23話「かなえられた願い」
 バグに侵されたデンスケを救うには通常のワクチンは効かず、古い空間にある特別な施設での治療が必要らしい。
 しかし、ちょうど同じ頃に大黒市一帯の全ての電脳空間のフォーマットを一斉に書き換える大規模な作業が開始されている。
 メガネをかけたまま家の外に出ればフォーマットの書き換えに巻き込まれるし、電脳ペットが家の外に出れば消去されてしまう。
 デンスケが通常の電脳ペットではないと気が付いたサッチーは小此木家の中にも入り込んできて……。
 

 




 電脳世界という仮想現実は現実の一部であって現実に自然に溶け込んでいます。それを子供達のメガネで見事に表現しています。
 仮想現実も現実に過ぎなくてリセットしても消えないものがある。そこでみんなは悩んだり苦しんだり楽しんだりしている……。

 物語は佳境に入っていてギャグパートはほとんどなくシリアスモード。
 どんでん返しが始まっているけど多分、これはまだジャブ。
 ジャブのはずなんだけど物凄く盛り上がっています。
 そっか。前半でイサコの無敵ぶりを示したのはひっくり返しとなる第21話・第23話・第24話をより盛り上げる為だったのか。ふむふむ。

 人との繋がりが如何に辛く厳しく難しくそして素晴らしものであるのか。
 ただ素晴らしいと述べるだけの物語ではなく、真摯な作りとなっています。
 そして子供だけの世界は独特で大人が理解しづらいのだなぁとしみじみ思ってしまいます。

 おそらく、ラスト3話でさらに大どんでん返しがあるはず。
 続きが楽しみです。

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