生まれつき自分に欲がなくて生まれつき孤独には慣れていて生憎ながら不良品なのれす。

　本日５月１３日は、金閣寺の上棟式が行われた日で、ローマ教皇アレクサンデル６世がジロラモ・サヴォナローラを破門した日で、宮本武蔵と佐々木小次郎が巌流島で決闘をおこなったとされる日で、オーストラリア・ニューサウスウェールズに設けられたイギリスの流刑植民地に向けた最初の船が総督アーサー・フィリップに率いられてイギリスを出航した日で、日本初の地質調査報告書「山梨県地質取調報告」が内務省地理局地質課の和田維四郎により作成された日で、ブラジルで奴隷を解放する「黄金法」が議会を通過した日で、ＮＨＫ放送技術研究所が国産テレビの試験電波発信を開始した日で、朝鮮人や中国人など総勢約２００人がバッドや鉄棒を持って長崎警察署を包囲・襲撃して警察官１人が死亡し１０人が重軽傷を負った長崎警察署襲撃事件が発生した日で、ローマ教皇ヨハネ・パウロ２世がバチカン市内で狙撃されて重傷を負った日です。

　本日の倉敷は晴れていましたよ。
　最高気温は二十四度。最低気温は十二度でありました。
　明日は予報では倉敷は晴れとなっております。


　本日は私は久々のお休みの日でありました。
　ぐっすりすやすやと一日中寝ておりました。
　思っていた以上にばてばての状態だったやうです。
　何もせずにひねもす寝ておりました。

　ひねもすベットで寝ているのは病人か赤ん坊。
　何もかもが嫌になるにはまだまだまだ若すぎる。
　誰かの喋る言葉で心なんて弾まない。

　一日中寝ているとより駄目人間になったやうな気がします。
　が、しかし。まだ眠い。まだまだまだ眠い。
　なので、このまま朝まで寝ることにいたします。
　オヤスミナサイ。

『インターステラー』

　昨日の夜は、映画『インターステラー』のＤＶＤを観ていました。

　近未来。
　人類は地球環境の変化で滅亡の淵にいた。
　旱魃と砂嵐と植物の枯死で食物の生産が激減していた。
　その為、多くの人が農業に従事していてかつてのような工業生産や文化活動は衰退し、大学に進む人も激減して知的レベルも下がりつつあった。

　元宇宙飛行士クーパーは、義父と息子のトムと娘のマーフとともにトウモロコシ農場を営んでいる。
　マーフの部屋では本棚から本が落ちる現象が度々続き、マーフはそれを幽霊の仕業だと思っていた。
　しかしクーパーはそれが何者かによる二進法のメッセージなのではないかと考えてそのメッセージを解読しようとする。
　そのメッセージが示す地点にクーパーとマーフが行ってみると、そこには謎の施設があった。

　謎の施設の中に入ってみると、大昔に廃止された組織であるＮＡＳＡが秘密裏に活動している。
　ＮＡＳＡは土星近傍のワームホールを抜けて別の銀河に赴いて地球に似た環境の星を探すプロジェクトを進めていた。
　クーパーは、ＮＡＳＡの人間に元宇宙飛行士の経験を買われて人類が移住できる惑星を探すミッションにパイロットとして参加するよう依頼される。
　のだけれども……。

　監督は、クリストファー・ノーラン。
　出演者は、マシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ、デヴィッド・ジャーシー、ウェス・ベントリー、ビル・アーウィン、ジョシュ・スチュワート、マット・デイモン、ジェシカ・チャステイン、マッケンジー・フォイ、エレン・バースティン、マイケル・ケイン、ケイシー・アフレック、ティモシー・シャラメ、ジョン・リスゴー、リーア・ケアンズ、トファー・グレイス、デヴィッド・オイェロウォ、ウィリアム・ディヴェイン、エリス・ガベル、コレット・ウォルフ、など。

　ＳＦ映画です。




　久々に本格的なＳＦ映画を観た気がしました。私が観ていないだけかもしれませんが。
　難解ではありません。しかし映像にするには物凄い想像力と知識が必要なシーンがたくさん出てきます。

　しかも、行き詰ったなら退化すれば良いという主張をこっそりと皮肉った作品。
　冒険心と探究心と開拓心が未来を拓くというメッセージですね。
　文明の利点を思う存分享受しながら文明を批判して昔に戻れと言われても、そんなことをすれば緩慢な死か急激な死かは分からないけど多くの人が死ぬ。理想論では御飯は食べられないのですよ。

　中盤まで、ラストが何処に向かうのかな？ 序盤からの伏線をどう回復するのかな？ と思って観ていました。
　過去を改変してめでたしめでたしとなるのかな？ と不安に思っていましたが、そうならなくてよかったです。
　過去は変えられない。でも未来は変えられる。目線は未来に向いています。そんな前向きな視点は嬉しくなります。

　面白かったですよ。
　お勧めです。