狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

ドクダミその7。

2015年05月26日 20時55分36秒 | お花に関する日記





 本日5月26日は、『日本書紀』に日本最古の地震による被害状況の記録が記載されている日で、東大寺盧舎那仏像の開眼供養があった日で、日蓮が安房国小湊浦の清澄山山頂で集まった大衆に初めて法華の教えを説いた日で、浅野家断絶のため播磨赤穂藩が赤穂城を幕府に明け渡した日で、ナポレオン・ボナパルトがイタリア王として戴冠した日で、ドイツ・ニュルンベルクで16歳まで牢獄に閉じ込められていたカスパー・ハウザーが発見・保護された日で、ロシア皇帝ニコライ2世が戴冠した日で、ブラム・ストーカーの小説『ドラキュラ』が発刊された日で、カルビン・クーリッジアメリカ合衆国大統領が排日移民法に署名した日で、鳩山一郎文部大臣が滝川幸辰京都大学法学部教授を自由主義思想を理由に強制免官した日で、IOC総会で1964年のオリンピックの開催地が東京に決定した日で、ニクソン米大統領とブレジネフ・ソ連書記長がモスクワで「第一次戦略兵器制限交渉」および「弾道弾迎撃ミサイル制限条約」に調印した日です。

 本日も倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は二十八度。最低気温は十七度でありました。
 明日も倉敷は晴れとなっております。




 上の写真に写っているお花は、「ドクダミ」です。
 ドクダミのお花に関しては、2014年6月23日の記事2013年6月14日の記事2012年6月7日の記事2011年6月9日の記事2010年6月13日の記事2009年6月4日の記事もよろしかったらご覧くださいませ。
 2014年と2013年と2012年と2011年と2010年と2009年のドクダミのお花の記事です。

 ドクダミのお花の花言葉は、「白い追憶」です。
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『戦後リベラルの終焉 なぜ左翼は社会を変えられなかったのか』/池田信夫

2015年05月26日 20時27分34秒 | 小説・本に関する日記





 昨日の夜は、池田信夫著『戦後リベラルの終焉 なぜ左翼は社会を変えられなかったのか』を読んでいました。

 リベラルとよばれる知識人達が何故日本の社会を変えることにことごとく失敗してきたのかを考察している本です。
 目次は、
  第一章 朝日新聞の挫折
  第二章 「平和主義」のユートピア
  第三章 メディアが日本を戦争に巻き込んだ
  第四章 メディアがつくった原発の恐怖
  第五章 労働者の地獄への道は善意で舗装されている
  第六章 進歩的文化人の劣化
  第七章 「オール野党」になった政治
  第八章 戦後リベラルの栄光と挫折
  第九章 左翼はなぜ敗北したのか
 となっております。

 いわゆる左派と呼ばれている人達を支えている思想を知りたかったのですが、そうかぁ、中心となる思想が無いのかぁ。
 ならば支離滅裂になるよなぁ。
 いわゆる左派と呼ばれている人達が、経済学的には現政権は左派政権になるのに現政権を極右政権と呼んで批判するのはみっともないことだと思うのだけれども、中心となる思想が無いからそんなみっともないことをするのかぁ。

 小選挙区制についての考察は面白いです。
 小選挙区制で2つに論が分かれるのではなく最も強い論に全ての政党がすり寄ってしまう。なので政策論争が起きない。あとは空気感を制した者が勝つ。その空気感は方法論が間違っていても正義っぽかったら制することができる。むぅ。

 今更ながら大きな政府とか小さな政府とかを議論していないというのは問題があると思うのだけれども、全ては先送り状態。
 リベラルと呼ばれる人達は極端な反対論を述べれば今まで生き延びることができたので自分達の生存の為に対案無き反対論を述べて生き残ってきたけどそれはもう限界点に来ている。
 無責任な反対論に付き合う時間は無くなってきているのだけれども、しかし日本は独裁国家のマネはできないので彼ら彼女らに付き合わざるを得ない。
 その為には議論が必要なのだけれども、彼ら彼女らは議論をする気がない。反対はするけど対案が無い。これでは議論にならない。

 本来の意味でのリベラルと呼ばれる知識人はまだ日本にいると思うのだけれども、今、表に出ているリベラルと称する人達のほとんどがあまりに醜悪なので本来の意味でのリベラルと呼ばれる知識人達は表に出てこない。
 そして小さな政府を志向する人達はリベラルと称する人達の攻撃で生み出された空気感が恐ろしくでやはり表に出てこない。

 私達は周回遅れの議論の端緒にさえもついていない。
 このことは大問題であると思っております。

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