狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

気高い夢を見ることだ。貴方は貴方が夢見た者になるだろう。貴方の理想は貴方が何になるかの予言である。

2016年01月02日 17時21分00秒 | VSの日記




 本日1月2日は、アラマンニ人がライン川を渡りローマ帝国に侵入した日で、グラナダが陥落しナスル朝が滅亡してレコンキスタが終結した日で、徳川家康の重臣石川数正が豊臣秀吉のもとに出奔した日で、ロシア軍の旅順要塞が日本軍により陥落した日で、ニューギニアのブナで日本軍が玉砕した日で、大分空港発岩国経由大阪行の全日空機で飛び降り自殺があった日で、昭和天皇パチンコ狙撃事件が起こった日です。

 本日も倉敷は晴れのち曇りでありましたよ。
 最高気温は十三度。最低気温は四度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れとなっております。





 今回の記事は今年の私の目標なんぞを書いてみましょう。
 今年の目標は2010年の目標のリベンジ、「如何なる状況であってもギャグをかませるくらいの余裕のある器の大きな人間になってみよう!」であります。

 私はぽんこつでぼんくらな小心者で胡麻粒ほど小さな器の持ち主なのです。
 2010年に「そんな小さな器ではこの世間の荒波をどんぶらこと乗りこなせることなど不可能だ!」と思い、もう少し大きな器の人間になりたいと思ったのです。
 しかし2010年の私には過ぎた望みでありました。
 2010年にはもう少し大きな器の人間になることに失敗したのであります。

 しか~し。2016年の私は2010年の私ではない!
 2016年の私は2010年の私に比べてグレードアップしているはずです!
 きっとしているはずです。しているんじゃないかな? ちょっと不安になってきた。

 難しい目標なのかもしんないけど、頑張ってみることにいたします。
 結果は今年の年末くらいにお知らせいたします。

コメント (2)
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『百日紅』/杉浦日向子

2016年01月02日 12時56分52秒 | 漫画・ゲームに関する日記






 昨日の夜は、杉浦日向子の漫画『百日紅』を読み返していました。

 時は文化文政。場所はお江戸。
 下町の長屋で暮らす絵師の鉄蔵・葛飾北斎は人気も名声もあるが自由気まま。偏屈で奇矯で好奇心旺盛。二女のお栄と居候の善次郎と暮らしている。
 お栄は絵師としての実力があって北斎の絵の手伝いをしたり代筆したりしている。きっぷは良いが容姿は顎長で地黒で器量良しではない。お年頃なのでそれを密かに悩んでいたりする。
 居候の善次郎は元・武士で女好きで駆け出しの絵師。お栄からへた善と呼ばれたりする。
 そんな彼らのもとに歌川門下で若年ながら頭角を現す国直も出入りするようになる。

 江戸の庶民の生活を描いた漫画です。


 葛飾北斎55歳、葛飾応為23歳の頃のお話。
 活気に満ちていてでも死は間近に存在していて摩訶不思議なことと密着している江戸の庶民の生活を北斎やお栄を通して見事に描いています。
 圧倒的な知識量で虚と実が入り混じった江戸を描いた作品で杉浦日向子の傑作のひとつです。
 面白いですよ。
 お勧めです。

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