狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

赤芽猫柳(アカメネコヤナギ)その7。

2016年01月11日 17時17分52秒 | お花に関する日記



 本日1月11日は、厩戸皇子が冠位十二階の制度を制定したとされる日で、平徳子(建礼門院徳子)が後白河法皇の養女として入内した日で、大坂・千日前で赤根屋半七と女舞三勝が心中した日で、清国で洪秀全が率いる集団が武装蜂起した日で、ズールー戦争が勃発した日で、フランス・ベルギー軍がドイツの第一次世界大戦賠償支払の遅延を理由にルール鉱工業地帯を占領した日で、濱口雄幸内閣が金輸出を解禁し金本位制に復帰した日で、中華民国駐米大使魏道明がアメリカのハル国務長官とワシントンで中米平等新約を結んだ日で、中華民国外交部長宋子文がイギリスのシーモア駐華大使とインド帝国代表リチャードソンと重慶で中英平等新約を締結した日で、大韓民国の野党・進歩党のチョ奉岩委員長・尹吉重幹事長ら党首脳部が国家保安法違反で逮捕された(李承晩大統領が仕組んだ冤罪)日で、中国共産党の「七千人大会」が開会して毛沢東党主席が大躍進政策の失敗を認めさせられて自己批判させられた日で、ベトナム戦争で韓国軍がビンディン省で400人以上のベトナム人市民の虐殺を開始した日で、ソビエト連邦軍がリトアニアへの軍事介入を開始した日で、中華人民共和国が衛星攻撃兵器の実験として気象衛星「風雲1号C」をミサイルで破壊して大量のスペースデブリを発生させてしまった日で、最高裁判所において第1類医薬品のインターネットによる販売を禁じた厚生労働省令を違法とする判決が出た日で、鏡開きの日で、蔵開きの日です。

 本日の倉敷は曇りでありましたよ。
 最高気温は十一度。最低気温は零度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れたり曇ったりするとなっております。




 上の写真に写っているのは、「赤芽猫柳(アカメネコヤナギ)」です。
 赤芽猫柳に関しては、2015年1月9日の記事2014年01月15日の記事2013年2月18日の記事2012年2月26日の記事2011年2月21日の記事2010年2月26日の記事も宜しかったらご覧下さいませ。
 2015年と2014年と2013年と2012年と2011年と2010年の赤芽猫柳の記事です。


 赤芽猫柳の花言葉は、「率直」や「自由」や「気まま」です。


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『鉄鼠の檻』/京極夏彦

2016年01月11日 14時39分05秒 | 小説・本に関する日記





 昨日の夜は、京極夏彦の小説『鉄鼠の檻』を読み返しおりました。

 箱根山中の旅館・仙石楼に滞在していた骨董商の今川雅澄は、久遠寺嘉親と出会う。
 鳥口守彦は中禅寺敦子と敦子の同僚の記者・飯窪と3人で科学雑誌・稀譚月報の取材で明慧寺を訪れる為、同じく仙石楼にやってきた。

 ある日、突然、仙石楼の庭園に僧侶の死体が現れる。
 一面雪景色の庭の中に足跡らしきものは一つもない。

 警察の捜査に不満を持った久遠寺老は榎木津に捜査を依頼する。
 その頃、中禅寺秋彦は友人からの依頼で古書を運び出す為に箱根山に来ていた。

 京極堂シリーズの第4巻でミステリです。



 思考は言葉が無くても可能だけれどもそれだと曖昧模糊となって捉えどころが無くなってしまう危険性があります。
 しかし言葉を使う思考は言葉によって縛られてしまう危険性があります。

 京極堂シリーズは、登場人物達が断片的な情報しか得られないために混乱したり誤解したりします。
 そして読んでいる側も同じように混乱したり誤解したりするのです。
 全ての情報を得ることができて整理すれば、真相が分かり憑き物が落ちる=読者のもやもやも解消されるという仕掛けです。
 禅僧という言語に頼らずに物事の理解を極めようとする人達は、脳に爆弾のような言葉を仕掛けて相手の脳の誤作動(=憑き物付き)を治そうとする中禅寺秋彦にとっては難しい相手です。


 面白いですよ。
 お勧めです。

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