The eagle's dancing wings create as weather spins out of hand

　本日５月７日は、樺太・千島交換条約が締結された日で、パリ講和会議で赤道以北の旧ドイツ領南洋諸島を日本が委任統治することが決定された日で、斎藤隆夫が帝国議会で粛軍演説を行った日で、中国北方航空６１３６便放火墜落事件が起こった日で、イエメン日本人観光客誘拐事件が起こった日です。

　本日も倉敷は晴れていましたよ。
　最高気温は二十五度。最低気温は十四度でありました。
　明日も予報では倉敷は晴れとなっております。



　ごおるでんうぃ～くとやらが終わったぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！
　フルマラソンを５０メートル走のスピードで走るかのような過酷な過酷なごおるでんうぃ～くとやらが終了したのだぁぁぁぁぁ！！！
　ペース配分というものを知らない私はごおるでんうぃ～くとやらの序盤からフルスロットルで飛ばし中盤でオーバーブーストモードに入り終盤で明らかにエネルギー不足。
　騙し騙し体を稼働させておかげさまで何とかごおるでんうぃ～くとやらを乗り切りましたよ！！！

　嗚呼。まだお仕事は続くのだけれどもこれでやっと一息つけるのです。
　今日は早く寝やうと思っているところなのでございます。

『コーヒーをめぐる冒険』

　昨日の夜は、映画『コーヒーをめぐる冒険』のＤＶＤを観ていました。

　主人公のニコは２年前に大学を中退してから仕事もしないでぶらぶらと生活している。
　ある日、彼は恋人と諍いをしてふられてしまう。
　珈琲を飲み損ね、運転適性診断室では取り上げられている運転免許証を返してもらえなかった。
　カフェでコーヒーを頼むのだけれども所持金が足りない。
　お金を下そうとしたらカードが機械に吸い込まれてしまう……。

　出演者は、トム・シリング、マルク・ホーゼマン、フリーデリッケ・ケンプター、カタリーナ・シュットラー、ユストゥス・フォン・ドナーニー、アンドレアス・シュレーダース、アルント・クラヴィッター、マルティン・ブラムバッハ、RP・カール、シュテファン・C・ユルゲンス、フレデリック・ラウ、ウルリッヒ・ヌーテン、ミヒャエル・グヴィスデク、など。
　監督は、ヤン・オーレ・ゲルスター。
　モノクロ映画です。



　ニコは珈琲が飲めないのです。そんなお話です。
　否。珈琲が飲めないことに象徴される感覚や雰囲気や感情を表現したお話であります。
　どうにもならないことや自分でもよく分からない違和感を抱えた青年のとある一日のお話なのです。
　灰色の青春物語。


　面白かったですよ。
　楽しめました。

　

瞳いっぱいの涙

　私・狐の顔は此の頃またひとまはり冷たくなったやうである。
　元から表情豊かな顔ではなかつたが、此の頃またひとまわり無表情の鉄仮面になつた。
　表情筋がぴくりとも動いていない。ぴくりともだ。
　私の表情筋は眠つているのかしらん？


　愛嬌のある者といふのは、豊かに感情を表現してゐるものである。
　無表情の鉄仮面の顔で愛嬌のある者といふのはあまり實例が無いやうに思はれる。
　想像する事もむづかしい。
　無表情の鉄仮面の顔の人は全てを素直に諦めて「鉄血」あるひは「熱血」あるひは「冷血」といふ事を心掛けるより他に仕樣がないやうである。

　キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードは、非常に冷たい瞳の人であつた。
　やはり愛嬌のある者ではなかつた。
　けれども鉄血であった。冷血でさへもあつた。高尚で優雅な姿に就いては密かに修養したこともあつたであらうと思はれる。
　私もかうなればキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードのやうな者になるやうに修養するより他は無いと思つてゐる。




　無表情な顔になるとよつぽど氣をつけなければ人に傲慢と誤解される。
　冷たいつらをしやがつて、いつたいなんだと思つてゐるんだ等と、不慮の攻撃を受ける事もあるものである。
　先日、私が街の或る店へはひつて獨りでミルクを舐めていたら、酔つぱらつたお方が呼びもしないのに傍へ寄つて來て、「あなたは屋根裏の哲人みたいね。ばかに偉さうにしてゐるがもてませんね。キザに藝術家氣取りをしたつて駄目よ。夢を捨てる事ね。歌はざる詩人なの？ ねえ！ ねえ！ あなたは偉いよ。こんな処へ來るにはね、まづお洒落な服を着てからおいでなさい！」と、酷い事を言つた。
　私が着ていた服は地味な服だつたのである。惨めで泣きそうになつた。
　私は機嫌が悪く好戦的だつたので「ぶっ殺す！ うぬのお尻の穴に手首を突つ込んで奥歯をがたがたいわせてあへあへ言わせてやる！ 何度も何度も何度も何度も逝かせてよがり殺してやる！ 快楽の果てに恥辱にまみれて死ぬがよい！」と下品な言葉を言い捨ててお勘定を頼んだ。

　さすがにそれから暫らくは外出したくなかつた。
　お下品でお下劣なことを公衆の面前で言つてしまったことを後悔してゐた。
　なのでお仕事以外では靜かにお部屋の中で過ごした。
　鼻が赤くならなければいいが、とも思つてゐる。

恐怖の目で未来を眺めるのは決して安全ではない。

共産主義は本来無謀な理論です。
無謀な理論を理性で説得することは出来ません。
結局、力と恐怖で押さえるしかない。
だから独裁しかありえない。

あらゆる罪のうちで、最も悪いものは人を分断する罪である。
嫉妬であり恐怖であり、非難であり敵対心であり怒りである。
要するに人への悪意である。
人の魂が神や他者と愛で結ばれるのを阻む罪とはこうしたことを言うのである。

　『メールやLINEやTwitterやFacebookが監視されるようになる』と述べている政治家がいますね。
　仮に国民のメールやLINEやTwitterやFacebookを監視する社会を作ろうとする勢力があったとして、具体的にはどのように１億３０００万人を監視するのでしょうかね？
　情報は集めるだけでは意味をなしません。分析して解析する必要があります。１億３０００万人分の超膨大な情報をどのようにして分析して解析するのでしょうかね？
　１００人分の膨大な情報を分析して解析できる超絶的な頭脳を持つ人間がいたとして、そのような人物が１３０万人必要になります。
　警察職員は３０万人弱と聞いています。新規で１３０万人もの警察職員を雇うのでしょうか？ その場合は１３０万人分の人件費は何処から捻りだすというのでしょうか？

　さらにテロ等準備罪が成立しても、警察が捜査でメールなどの閲覧をすることは裁判所の「通信傍受令状」が必要です。
　『メールやLINEやTwitterやFacebookが監視されるようになる』と述べている政治家は、警察が裁判所に１億３０００万人分の通信傍受令状を申請する気でいると思っているのでしょうか？
　裁判所は明確な理由がない限り「通信傍受令状」を出したりしませんよ？
　そして１億３０００万人分の通信傍受令状を出す手間というのはどれ程の労力なのでしょう？ 単純に労力だけでも超膨大な労力となります。どれだけの時間とどれだけの人間が必要なのか想像もできません。

　そして逮捕されたとして起訴があり裁判があるのです。
　明確な証拠なしでは起訴できませんし裁判で無罪となるのです。
　警察、検察、裁判官の３者を納得させるだけの証拠が無い状態では話にならないのです。つまりそれだけの検証がなされるのであって証拠なしで裁判にかけられるわけではないのです。


　このようなことは政治家であるならば、はっきりと分かっているはずです。
　分かっていないならば超無能です。
　分かっていて『メールやLINEやTwitterやFacebookが監視されるようになる』と述べているのならば、その政治家は国民にミスリードを誘う虚言を吐く政治家であると判断せざるを得ません。

　露骨な印象操作をするのはやめて真面目に話し合いをしてください。
　お願いします。