狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

懐かしさより辛くなるよね。独りよがりの熱い想い。

2017年06月09日 23時13分01秒 | VSの日記




 本日6月9日は、ローマ皇帝のネロが自殺した日で、壱岐・対馬に高麗の兵船が襲来して元寇・弘安の役が始まった日で、天海による日本初の木活字による経典『大蔵経(寛永寺版)』が完成した日で、ウィーン議定書が締結されてナポレオン戦争後のヨーロッパの新しい国際秩序・ウィーン体制が始まった日で、清とフランスが停戦協定を締結して1884年の天津停戦協定に定められたコーチシナ・トンキンのフランスによる植民地化を容認した日で、「展拓香港界址專條」が締結されてイギリスが香港の新界の99年間の租借権を獲得した日で、チャールズ・キングスフォード・スミスがアメリカからオーストラリアまでの太平洋横断飛行に成功した日で、中国国民党軍が日本軍の進撃を止める目的で黄河を氾濫させた為に河南省・安徽省・江蘇省の住民に100万の水死者と600万人の被害者が出た日で、日本国とインドとの間で平和条約が調印された日で、サッカー日本代表がFIFAワールドカップで1-0でロシアに勝ってワールドカップで初勝利をあげた日です。

 本日の倉敷は晴れでありましたよ。
 最高気温は二十八度。最低気温は十六度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れのち曇りとなっております。




 勝つことがあれば負けることもあります。
 本日。私はプライベートな雑事でお外に出かけて見事に負けて帰ってきました。
 我ながら見事な負けっぷりでありました。

 負けることがあれば勝つこともあります。
 負けてばかりだけれどもいつかは勝てる日は来ることでしょう。
 今は心の傷をぺろぺろと舐めているところなのでございます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

恋をしている時は思慮分別がきかない。つまり思慮分別がきく時は本当の恋をしていないのである。

2017年06月09日 21時45分42秒 | 知人、友人に関する日記





 或る夜の事。

 狐は先輩と一緒に或るパブリック・ハウスのカウンター席に腰をかけて、絶えずミルク入りの火酒を舐めてゐた。
 狐は余り口をきかなかつた。
 しかし先輩の言葉には熱心に耳を傾けてゐた。

 「私は私に好意を抱いている人は其の人が其の事を隠していても何となく分かるの」
 先輩は頬杖をしたまま極めて無造作に狐に云つた。
 「正確に云うと私は私に欲情している人は其の人が其の事を隠していても何となく分かるの」
 ふうん。狐にはよく分からない話です。
 「香りがね。違うの。そんな人は」
 ふうん。お馬さんも匂いで分かるみたいですね。そのような事は。私には分かりません。
 「君はその香りがどんなものか知りたくない?」
 いえ。知りたくはありません。
 「因みに私は今、君に発情しているのだけれども私の体の香りを嗅いでみる気はない?」
 セクハラはやめてください。知りたくないと云つているのです。
 「因みに君の体から発情した人の香りがするような気がするのだけれども其れは気の所為なのかな?」
 セクハラはやめてください。気の所為です。私が先輩に仮にでも発情してしまつたならば其れは我が身の一生の不覚。其の時は喉を突き此の世からお去らばいたします。
 「ふむん?」
 先輩はお喋りを止めて考え込んだ。
 狐の言葉は先輩の心を知らない世界へ神々に近い世界へと解放したのかもしれない。
 先輩は言つた。「私の事が好きな癖に」

 狐は何か痛みを感じた。が、同時に又歓びも感じた。
 人の好みとは様々なものであるな。面白ひものだ。





 そのパブリック・ハウスは極小さかつた。
 しかしパンの神の額の下には赫い鉢に植ゑたゴムの樹が一本、肉の厚い葉をだらりと垂らしてゐた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』

2017年06月09日 17時51分38秒 | 映画・ドラマに関する日記





 昨日の夜は、映画『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』のDVDを観ていました。

 松生春二は、奔放な妻である艶に振り回されてきた。
 そんな艶が病気で死の間際に陥り、春二は動揺している。
 彼は、艶に振り回されてきたことが何だったのかを確かめる為、艶がかつて関係を持った男達に艶の死期が近いことを知らせて艶がかつて関係を持った男達がどのような反応をするのか知ろうとする。

 既に昔の話となっていた艶の死期が近いことを知らされた男達はそれぞれ動揺する。
 その妻や恋人や子供達は、そんな男達を見て……。

 監督は、行定勲。
 出演者は、阿部寛、羽場裕一、小泉今日子、荻野目慶子、岸谷五朗、野波麻帆、渋川清彦、渡辺いっけい、高橋ひとみ、風吹ジュン、水橋研二、永山絢斗、真木よう子、藤本泉、忽那汐里、大竹しのぶ、奥田瑛二、田畑智子、など。
 原作は、井上荒野の小説『つやのよる』です。




 艶という女性はほとんど出てきません。
 艶という女性に関わった男達を描くことで艶という女性を浮き上がらせる。
 否、艶という女性に関わった男達を通してその男達の周囲にいる女性達を描いています。

 登場する男がほぼ全員、情けない屑で下種。
 でもね。好きになるってことは理屈ではなのですね。
 薄々は分かっていたけれども自分の男が屑で下種ってことがはっきりして、でもね、それだけでは割り切れない切り捨てられない……。
 そんな女達のお話でありました。
 大竹しのぶの役のキャラクターが私には一番しっくりと分かりやすかったです。
 固執や執着についてのお話でもあります。

 面白かったですよ。
 楽しめました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

全ての重要な合図はぎりぎりの時にやってくる。

2017年06月09日 09時43分56秒 | 休日の日記





 本日は私はお仕事がお休みの日であります。
 今日はプライベートな用事でお外に出なくてはいけません。
 しかしまだ時間はある。お外に出なければならない時間までまだかなり余裕がある。
 なので、お外に出なければならない時間のぎりぎりまでお部屋の中でだらんだらんしていやう。と思っているところなのでございます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする