狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

犬はリベラリストのように全ての人を喜ばせようとする。猫は皆が自分を愛している事を知ろうともしない。

2017年06月29日 23時33分59秒 | VSの日記




 本日6月29日は、平忠常の乱が起こった日で、長篠設楽ヶ原の戦いがあった日で、コノトプの戦いが終結した日で、松尾芭蕉がおくのほそ道の旅で平泉の奥州藤原氏3代の跡を訪ねた日で、ナポレオン・ボナパルトがチザルピーナ共和国を建国した日で、北海道の十勝岳で水蒸気爆発を起こした日で、ビートルズが初来日した日で、セーシェルがイギリスから独立した日で、中国共産党第11期6中総会で文化大革命を全面否定する「歴史決議」が採択された日で、礼宮文仁親王殿下が川嶋紀子様と結婚して秋篠宮家を創設した日で、黄海上で北朝鮮と韓国の艦艇による銃撃戦が行われた日です。

 本日の倉敷は雨が降ったりやんだりしていますよ。
 予想最高気温は二十六度。最低気温は二十四度でありました。
 明日も予報では倉敷は曇りとなっております。



 狐は犬科の動物なので猫様には縁がありません。
 猫様と親しく触れ合いたいと思っているのですが、猫様は私を見ると警戒心を露わにします。
 そして近づいていくと敵意を剥き出しにされるか逃げられるかのどちらかです。orz。

 非常に、非常に悲しいです。orz。
 道端で猫様を見かけた時は猫様のお姿を写真に撮りたいと思うのですが、猫様は私がカメラを構えると必ず逃げてしまいます。orz。
 なので遠くから気付かれないようにカメラを向けるのです。
 しかし猫様は感が良いのです。
 さすがは野に生きる誇り高きお方達。すぐに気づかれてしまいます。orz。

 今朝、出勤途中でたりらり~と歩いていてとある黒猫様のお姿をお見かけした時も、警戒心を露わにされカメラを構えると逃げられてしまいました。orz。

 嗚呼。私は猫様のお姿を写真に撮ることもできぬほど猫様と縁の無い身。
 これほどの不幸が他にこの世にあるだろうか? と我が身を嘆いているところなのでございます。


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『ひまわり』

2017年06月29日 17時04分22秒 | 映画・ドラマに関する日記




 昨日の夜は、映画『ひまわり』のDVDを観ていました。

 主人公の輝明はニュースで小学校のクラスメイトだった真鍋朋美が海難事故で行方不明になったことを知る。
 朋美とは10年以上も音信不通で顔も覚えていない。
 しかし事故が起こる少し前に輝明の留守電に朋美からのメッセージが入っていた。

 輝明は朋美のお葬式に出席する為に帰郷する。
 久しぶりに同級生達と会い、輝明は同級生達と朋美の思い出話を語り合う……。
 のだけれども……。

 監督は、行定勲。
 出演者は、袴田吉彦、麻生久美子、マギー、粟田麗、土屋久美子、ひふみかおり、ボブスズキ、戸田昌宏、光石研、北村一輝、津田寛治、堺雅人、田中哲司、河村彩、根岸季衣、北見敏之、伊藤洋三郎、有福正志、銀粉蝶、渋谷桃子、佐々木和徳、大山恭平、皆川優紀、西香帆里、森田夏姫、梅本ユウスケ、高橋浩樹、川津春、石原巧也、石原圭人、森麻衣子、冬雁子、山岸金三郎、山内秀人、南ひろ、など。




 初恋と過去と一人の女性の生涯に思いを巡らせるお話であります。
 ノスタルジックに淡くそして笑いを交えながら哀しい孤独な女性の姿を浮かび上がらせています。
 話題の中心である女性はもうすでにいなくて、他者が語るその女性の像を重ね合わせて彼女がどんな人であったのかを語っています。

 真鍋朋美は真の意味で誰からも共感されていません。
 自分の本心を相手に伝えることが極端に下手なタイプの女性です。
 それならばいっそのこと開き直れば違う結果になったかもしれません。
 でもそれも難しいよね。


 感傷に浸ることを促す映画であるのです。
 が、しかし。冒頭の部分である奇妙なことを述べているシーンがあるのです。
 製作者側の単なる悪戯と捉えることもできるのですが……、このシーンに意味があるのならば、物語の解釈は一変します。
 う~む。


 面白かったですよ。
 楽しめました。

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私はもはや快楽と憂苦とを区別しなかった。それは等しくどちらも私に苦痛を与えどちらも甘美であった。

2017年06月29日 13時07分29秒 | 知人、友人に関する日記







 先日。体力を使う仕事をして疲れ切ってふらふらと歩いて帰宅していた時のこと。
 汗でどろどろになってしまって恥ずかしかったのですが、人に会うわけではなくお店に入るわけでもなく人気のない道を真っ直ぐ自宅に帰るのだから良いではないか。と思っていたのです。
 しか~し。そんな時に限って狙いすましたかのように友人達が待ち伏せしていました。orz。
 君達。事前に連絡を入れなよ。お願いだから。私にも都合があるのだよ。暇ではないのだよ。そしてもう夜は更けているのだよ? こんな時間に何事かね?

 友人達は、「夜遊びのお誘いなのです!」「今宵は我等と遊ぶのです!」「一緒に来てもらいます!」「問答無用なのです!」と言うのです。
 友人達は一人の時はおとなしいのに4人揃うと変てこな方向で息がぴったり。私に隠れて台詞回しの練習でもしているのかしらん?
 私はお仕事で疲れているのです。そして汗まみれなのです。なので残念ながらお誘いくださったのはありがたいのですが今日は帰らせていただきます。と申し上げました。
 すると友人達は、「汗まみれ? くんかくんか」「〇〇(←私の本名)が汗臭い……。くんかくんか」「獣の匂いがしますよ。くんかくんか」「良い獣臭さなのです。くんかくんか」と述べながら私の匂いを嗅ぐのです。
 獣の匂いとか述べるのは止めてください。そして匂いを嗅ぐのも止めてください。
 「む? 〇〇が汗の匂いを嗅がれて恥ずかしがっているぞ。くんかくんか」「〇〇が恥じらっている。くんかくんか」「〇〇が恥じらう姿は珍しいぞ。くんかくんか」「愉快愉快。くんかくんか」
 繰り返しますが匂いを嗅ぐのを止めてください。そして私は疲れていて帰りたいので帰ります。
 「む? 問答無用と述べたはず?」「有無を言わさず君を拉致します!」「そして今宵は我等と遊んでもらいます!」「観念するのです!」
 友人達は私の周囲を取り囲んで私の退路を断ちました。そして尚も私の匂いを嗅ぐのです。やめて。

 その日は重たい荷物を持っていてしかも疲れていました。それでも全盛期の私ならば友人達の包囲を突破しようと試みたことでしょう。
 しかし私はもう全盛期のスピードはありません。
 友人達の包囲を突破することは諦めて、私・狐は友人達の軍門に下りました。
 哀れなる哉。為す術無き者。流れ流れて何処に行く。orz。
 「シャワーを浴びることが出来るところに連れていってあげます!」「服も用意しましょう!」「そして今宵は夜通し我等と遊ぶのです!」「観念するのです!」 
 さすがは我が友人達。用意周到。そして人の都合などお構いなしに清々しいほど欲望に忠実で尚且つ容赦ない。天晴な生き方です。


 その夜は某所で友人達と夜通し遊んでしまいました。
 気力の限界と体力の限界のさらに先の世界を垣間見ながら友人達との熱い遊びに興じてしまいました。

 無念であります。


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