今日は、お天気も良く庭に出ました。まず、お花の撮影から・・・ムスカリ・ハナニラを撮っていると
小さな茶色の蝶がムスカリに止まりました。50cm位の距離です。何枚か撮って段々近づいてゆきました。
変わった蝶だな~。こんな顔見た事ない!蝶ではあるみたいだ!と思いながら…まだ3月のこの時期に蝶の撮影など
したことがありません。成虫越冬したみたいでした。ラッキー!!!
テングチョウの名前の由来:成虫の頭部が天狗の鼻のように前方に伸びることに由来するそうです。
学名:Libythea celtis 科名:タテハチョウ科 属名:テングチョウ属 開張:40~50mm
越冬態(えっとうたい):成虫
分布:テングチョウは国内の北海道から沖縄まで全国的に分布しているとされていますが現在では北海道や
東北地方など寒さの厳しい地域では殆ど見る事ができないと言われています。
生息場所:平地から山地にかけての地域に生えている広葉樹林の中や農地や河川、市街地の中にある公園や
神社など食草のある様々な場所に生息しています。
季節:成虫は年1回もしくは2回発生する。最初に発生するのは6 ~7月頃だが、盛夏には休眠する。
秋に再び活動してそのまま成虫越冬し、冬眠から覚めた春先にも再び活動する。テングチョウの成虫は春から
夏の始めの時期に見られ、6月頃、大発生する事があるそうです。その時の経過は
「大量発生の茶色の蝶はテングチョウ」のサイトに掲載されています。
特徴:テングチョウはその名前があらわす通り、頭部の先端が天狗の鼻のように長く伸びたタテハチョウ科の蝶。
パルピ(下唇髭)という器官は複眼径の3倍以上も伸び、よく目立つ。翅の表側は全体的に濃い褐色をしており
葉か程の位置に橙色をした大きな模様がありますが、この模様はメスの方がオスより大きくて色もハッキリとしており
の個体はやや不明瞭な事が多い傾向にあります。
また、翅の裏側は薄い褐色で全体的に枯葉のような模様があり、翅の中央部には黒っぽい色をした条線が見られます。
テングチョウの成虫は日中に行動し、色んな種類の花や樹木などを訪れる為にあまり人目につかない高い場所を
素早く敏速に飛行しています。
テングチョウはアメリカで化石が発見されている事からかなり古い種類であるとされており、欧米においても
和名であるテングチョウと同じように鼻の蝶と呼ばれている事もありますが、鼻の様に見える先端の突き出した
部分は口の一部となっています。
水気の溜まっている地面などで給水している姿を見る事がありますが、羽化直後は特に水を必要とするようで
集団で給水を行っている事もあります。
昆虫図鑑・テングチョウ(Wikipedia)から引用させていただきました。
今迄に訪問して下さった皆様、画像が入っていなくてすいません。テングチョウに記事に浮かれてしまいました。
<m(__)m>
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