舞い上がる。

日々を笑い、日々を愛す。
ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

一昨日も昨日も夢を見ました。

2011-03-17 23:33:26 | 小説
とある高校に転校した僕。 転校初日、初対面の僕に親しげに話しかけてくるクラスメイトの男がいた。 放課後、彼に呼び出された僕は、一目惚れをしたと言われる。 同性から告白されることなど初めてだった僕は、戸惑いを隠せない。 僕がその場を立ち去ろうとすると、彼は僕の腕をつかんだ。 その手を見た僕は、更に驚くこととなった。 彼の手は、どの指も第一関節より先が無かったのだ。 驚愕のあまり言葉を失った僕は、逃げ . . . 本文を読む
コメント (4)

信州そばよりあなたのそばがいい。

2011-02-11 17:07:47 | 小説
うわ~、おそばって美味しいなあ! 俺はこの村一番のそば食い男。 この村のそばは全部俺のもの! みんなのおそばを独り占めにしてやる! へっへへー、今日も早速おそばを食ってやる・・・ ・・・な、何なんだ! 体が動かない! まるで全身が石臼になったようだ。 一体どういうことだ? こ、これはまさか・・・ 俺がみんなのおそばを独り占めしたから罰が当たったのか!? いや、きっとそうに違いない! 何だよ、こんな . . . 本文を読む
コメント (2)

夢小説「木の手」

2010-11-24 18:26:17 | 小説
何人かの友人には話したことのある話ですが、一年前に見た夢があまりにもインパクトあったので、文章にまとめました。 「木の手」 ある日、子供たちが森で遊んでいた。 その森には、決して人が触れてはならないとされている一本の木があった。 何も知らない子供たちは遊びに夢中になるうちに、その木に登ってしまった。 子供たちの中の一人の少女が、不吉な予感を感じた。 舞い落ちる木の葉たちが一斉にこちらを睨 . . . 本文を読む
コメント (6)

宇宙小説「地球のお箸で食べたい」

2010-10-28 01:34:09 | 小説
「地球お箸で食べたい」 宇宙なう。 やっと地球に帰れるぞー! 惑星探査の仕事って、移動時間の方が長いんだよな。 親父と喧嘩して家を飛び出して、スペースレンジャーに入隊して地球も飛び出した。 仕事で宇宙に行けるのは嬉しいけど、これじゃ退屈すぎて発狂するかもな。 昔は無重力ってだけで興奮してたのに、今では重力も親父の石頭も懐かしい。 自動操縦に切り替えて、宇宙食でも食って寝るか。 地球出る日に . . . 本文を読む
コメント (3)