昨日、深夜のノリで書き始めた小説の続きです。
物好きな人はどうぞ。
私にはタカイチの過去が見えてしまう。
誰にも話したことのない、私だけの秘密だ。
「だから私に嘘ついたって無駄なのよ」
半ば投げ捨てるような口調で私が言うと、
「嘘か。確かになー、嘘はバレた時がカッコ悪いからな」
と、タカイチが突然感傷にひたるような口調になって言った。
「どうしたのよ急に」
「俺さ、すっげーカッ . . . 本文を読む
おもしろいお風呂のブログを発見しました。
おも風呂
という訳で、深夜のノリだけで小説を書き始めました。
「嘘とウサギ」
教室に入ると、ほこりっぽい空気に朝の日光が差し込み、光の筋を作った。
いつもと変わらない教室の風景。
自分の机に座り、二つ斜め前の席に目をやる。
ヒデオは今日も学校に来ていない。
昨日も来なかった。
もうすぐ大学受験の季節だと言うのに、志望校も決めずに . . . 本文を読む