

8/14(金)、新津美術館の「不思議の国のアリス展」に行ってきました。



個人的に子供の頃から「不思議の国のアリス」が好きなので、その世界を堪能できて本当に楽しかったです。
色んな動物さんや伝説上の生き物やおとぎ話の登場人物やトランプやチェスや他にも色んな怪しい奴らのめちゃくちゃな世界を、アリスが冒険する物語に無限に想像力が膨らんでいくところが本当に好きなんですよね。


数学者でありながら詩や物語を愛したルイス・キャロルが、少女達にせがまれてアドリブで作った物語が世界で愛されるってのも、すごく夢があると思うんですよ(ロリコンという説はこの際許しましょう)。
それにしても、ナンセンスでめちゃくちゃな物語が、規律に厳しい英国文化へのカウンターだったという説明はなるほどと思ったし、そういうパンクな要素があるところが、やっぱり子供の時から自分は好きだったのかなとも思いましたね。


前半は物語が生まれた歴史や背景の紹介、後半は様々な画家の絵によって「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」を物語の流れに沿って楽しめるという構成になっていました。
アリスの物語に想像力、創作意欲を刺激され、創作意欲を触発されてきた人達は世界中にいて、様々な分野に影響を与え続けているというのもすごく夢のある話だと思いました。きっと僕もその一人です。