舞い上がる。

日々を笑い、日々を愛す。
ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

鬱くしい人生よ、限りない喜びよ。

2010-04-08 23:16:22 | Weblog
大変ご無沙汰しておりました。
約2週間ぶりの更新という、ブログ開設以来かつてないブランクを空けてしまいました。

急に更新が止まったので死んでいるかと思われた方も多いかと思われますが、幸運にも平然と生きております。
実際、何人かからは「死んでるかと思った」と言われました。

それにしても、ブログの更新とか、毎日の食生活とか、普段は当たり前のように毎日行っていることに限って、一度その習慣が崩れると生活そのものを脅かしかねないものなんですね。
まあ、要は生活リズムを崩すようなことをするなよって話なんですけどね。

と、ここまで書いて親しい友人なんかは気付いたかもしれませんが、そう、久しぶりに鬱でした。
ここまで長期的な鬱は今年に入って初めてでしたね。
最近は自分の躁鬱のタイミングも何となく把握してきていたので注意していたんですけど、油断していました。

ま、それでもこうして生きてるんだし良しとしよう。


せっかくの機会なので、鬱について考えてみました。

・・・・・・

今まで鬱というのは、体や脳が周りの環境に適応できなくて起こるものだと思っていました。
例えば日々の生活を送ることは、湿原とかにある木道を歩いていくような単純な行為だとします。
けれど不意にその道に、その人にとって障害となるものが現れたりすると、道から足を踏み外してしまいます。
だから、その障害を取り去るとか上手く越えられるようになるとか道から落ちずに歩くのが上手くなるとか、そうすれば治るものだと思っていました。

まあ、それはそれで合っている気もするけど、最近はそれだけではないような気がするのです。
足を踏み外すことは、必ずしも明確な原因があるとは限らないのではないでしょうか。
人間、どんなに注意をしていても、何も無い平坦な場所で何故か道を踏み外したりします。
そんな時も普通にまた歩き始めればいいのですが、転んだショックが大きかったりすると突然それが果てしない困難に思えてくることもあります。
そうすると、ついつい立ち上がることを諦めたり先延ばしにしたりして、そのうち今更戻ったところで手遅れだとか思うようになり、最終的に道からそれた場所から動けなくなってしまうのではないだろうか。

・・・・・・

うん、なんかこっちの方がしっくり来る気がします、少なくとも今の自分には。
訂正、数日前までの自分には。


・・・・・・とかほざいていますが、俺が鬱だ鬱だと現を抜かしているうちに、世間では新学期が始まっていたではないか!
周りの友人たちが進学だ進級だ就職だと言っている中、俺は相変わらず方向性に迷っています。

ま、でもそんな俺ですが、それなりに色々ありました。


例えば、今月の20日から職業訓練に通えることが決定しました。
約3ヶ月半でヘルパー2級の資格が取れるやつです。
いつまでも就活もせずにフリーターだけやっていても何も進展しなさそうだから、ここらで試しにちょっと興味ある資格でも取ってみようという安直な考えです。
しかもハローワークの紹介で無料で受講でき、更に生活補助が貰えそうなので、非常に有難いのです。


あと、関係ないけど最近はよく読書をしている気がします。
今週は、伊坂幸太郎の「ラッシュライフ」と、恩田陸の「ネバーランド」を読みました。
伊坂幸太郎さんも恩田陸さんも、登場人物それぞれの人生を描きつつ、人物同士のつながりもちゃんと描く、という魅力があると思います。
特に伊坂幸太郎さんの小説は、何冊か読むと実はそれらがすべて繋がっている世界だという感動があります。
恩田陸さんの小説にもそういうものがいくつもあって、個人的には「ドミノ」が好きです。


小説にしろ映画にしろ戯曲にしろ、それぞれの登場人物の思い思いの行動が、実は別の人物の行動と繋がっている、というものが好きです。


まあ、何が言いたいかと言うと、人との出会いは思わぬ発見があるから大切だよと。
部屋に引きこもっているだけだと、誰にも会えないよと。
出会いは億千万の胸騒ぎだと。
出会ったことからすべてが始まったと。
書を捨てよ、町に出ようと。
NHKにようこそと。


と言う訳で、今年度の俺の目標は、ヘルパー2級の資格を取ることと、あといい加減、躁鬱を克服することです。

何卒よろしく。
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